...四月も終りに近いある日のことであった...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...当局の一行が検死を終わった処であった...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...つまりは同じことだ――いやかえって損だ、なぜなら、始終不満足だし、おまけに命をすり減らすから...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...以上、一般論は終りだ...
太宰治 「乞食学生」
...「調べも全部終りました...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...やがて飮食事終り口腹おの/\飽ける時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...」お銀は終(しま)いによそよそしいような口を利いたが...
徳田秋声 「黴」
...彼は終始一貫歴史哲学者である...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...彼が言い終わった時...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「つゆ子さんとは始終(しょっちゅう)一緒でしたか...
永井荷風 「ひかげの花」
...牛肉一斤が隣り近所へ自慢なんだから始末に終えねえ阿魔(あま)だ」と黒は嘲(あざけ)りながら四つ足を踏張(ふんば)る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...かくの如き思想が始終あると...
新渡戸稲造 「人格の養成」
...さてこの文明とともに終始すべき運命の京都も...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...一日の仕事を終へて...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...終にアリスは敗北の憂目に陥つた...
牧野信一 「嘆きの谷で拾つた懐疑の花びら」
...去定は黙って診察を終り...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...その日記は昭和二年の九月で終っている...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
...」彼は読み終つても返事を書く気は起らなかつた...
横光利一 「火の点いた煙草」
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