...儒教や武家の教養から文芸を雕虫(ちょうちゅう)末技視して軽侮する思想が頭の隅のドコかに粘(へば)り着いていて一生文人として終るを何となく物足らなく思わした...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...しかるにこれを以てイザヤ書は終らずして...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...――はい」証人は語り終って...
大阪圭吉 「花束の虫」
...而(さう)して死(し)が各人(かくじん)の正當(せいたう)な終(をはり)であるとするなれば...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...戰を挑むをわれに憚らむ』 655陳じ終ればおの/\は二重の盃に灌酒しつ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...仕事を終えると、自分の室に閉じこもらないで、彼女のところへ行った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その文句を終わりまで言ってやった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女は写真の終るのを待たないで...
豊島与志雄 「電車停留場」
...終始その場所を離れなかった...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...「やっとカントの『純粋理性批判』を読み終りました」と言って...
中井正一 「地方文化運動報告」
...夏の終に入れ忘れられたもので...
中島敦 「狼疾記」
...聖餐並に終油同二十二日 侍医アントン・マルシィ氏...
久生十蘭 「フランス伯N・B」
...そうして私にはまだ多少の財産が残っていたので始終大学へ行って植物の研究をしていたが...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...パリアッチョ(道化師)という極めて近代風なオペラの終曲の主人公のアリアです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
......
三好達治 「間花集」
...(c)わたしは馬のときも徒歩のときも、始終、杖か鞭かを手にすることを覚え、今ではそれが全くの伊達(だて)になり、気取ってそれによりかかる癖になった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...診察が終るとすぐ横になり...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...江を渡って、叔父を救け、いささか亡父の霊をやすめ、せめて母や妹たちの安穏(あんのん)を見て再び帰って参りますから」彼は、そう云い終ると、黙然と考えこんでいる袁術の眸の前へ――伝国の玉璽の入っている小筐をうやうやしくささげて出した...
吉川英治 「三国志」
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