例文・使い方一覧でみる「細緻」の意味

...細緻な手仕事の芸術品が展示されている美術館に行った... 細緻な手仕事の芸術品が展示されている美術館に行ったの読み方

...彼女の細緻な計画により、プロジェクトは成功した... 彼女の細緻な計画により、プロジェクトは成功したの読み方

...この絵画の細緻な描写には驚かされた... この絵画の細緻な描写には驚かされたの読み方

...この料理は細緻な味付けがされていて、美味しかった... この料理は細緻な味付けがされていて、美味しかったの読み方

...彼女は細緻なデザインのドレスを着ていた... 彼女は細緻なデザインのドレスを着ていたの読み方

...近代的装釘技術の標本として屡々人に示したクレーマー出版の『ウェルタール・ウント・メンシハイト』の精巧細緻なレザーの模範的装釘も痕跡だになく亡び...
内田魯庵「灰燼十万巻」

...細緻な構成をするものもある... 細緻な構成をするものもあるの読み方
田山録弥「小説新論」

...またいかにその細緻な表現を示してゐるか... またいかにその細緻な表現を示してゐるかの読み方
田山録弥「手品」

...リアリズムの整正、細緻、それと比べると、殆ど正反対な傾向を持つてゐる...
田山録弥「動的芸術」

...教義に就いての細緻（さいち）な思索などをした事のない父親を論破するのは極めて容易だのに... 教義に就いての細緻な思索などをした事のない父親を論破するのは極めて容易だのにの読み方
中島敦「光と風と夢」

...灰色の粘り気のあるほど細緻な沙が... 灰色の粘り気のあるほど細緻な沙がの読み方
中村清太郎「ある偃松の独白」

...あの人のは細緻（さいち）だとか... あの人のは細緻だとかの読み方
夏目漱石「思い出す事など」

...思慮の周密（しゅうみつ）と弁別（べんべつ）の細緻（さいち）を標榜（ひょうぼう）する学者の所置としては... 思慮の周密と弁別の細緻を標榜する学者の所置としてはの読み方
夏目漱石「学者と名誉」

...自分に特有なる細緻（さいち）な思索力と... 自分に特有なる細緻な思索力との読み方
夏目漱石「それから」

...彼女は思ったより細緻（さいち）な注意を払って... 彼女は思ったより細緻な注意を払っての読み方
夏目漱石「明暗」

...一層表現が細緻になっているので... 一層表現が細緻になっているのでの読み方
野間清六「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」

...イースト・エンド全体にわたって細緻（さいち）な非常線が張られ... イースト・エンド全体にわたって細緻な非常線が張られの読み方
牧逸馬「女肉を料理する男」

...夫人の得意とする細緻な觀察をほしいまゝにした端艇（ボウト）競爭の場景の中に明確に描かれてゐる... 夫人の得意とする細緻な觀察をほしいまゝにした端艇競爭の場景の中に明確に描かれてゐるの読み方
水上瀧太郎「貝殼追放」

...觀察描寫共に細緻な事である... 觀察描寫共に細緻な事であるの読み方
水上瀧太郎「貝殼追放」

...静かにしかも細緻な顫（ふる）いをもって... 静かにしかも細緻な顫いをもっての読み方
室生犀星「性に眼覚める頃」

...彼れ嘗（かつ）て新井白石を称讃して其概括力に加ふるに精細緻密の能あるを称讃したりき... 彼れ嘗て新井白石を称讃して其概括力に加ふるに精細緻密の能あるを称讃したりきの読み方
山路愛山「明治文学史」

...我々はなお彼女の繊鋭細緻なる感受を嘆美せざるを得ない... 我々はなお彼女の繊鋭細緻なる感受を嘆美せざるを得ないの読み方
和辻哲郎「日本精神史研究」

...彼女の静かで細緻な観察は... 彼女の静かで細緻な観察はの読み方
和辻哲郎「日本精神史研究」

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