...私は細帯を使ってドレスのウエストを絞りました...
...このドレスには、黒い細帯がよく合います...
...彼女は細帯を付けることで、脚を長く見せています...
...キレイめコーディネートには、細帯が欠かせません...
...細帯をすると、スタイルがより引き締まります...
...婦人(ふじん)は浴衣(ゆかた)に細帯(ほそおび)まれにははだかもあり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...細帯一つ締めていないんだから...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...「はい」と、答え、もの静かに後片付けをして、布団をのべ、わしが枕についてから、二十分ほどは姿を消すが、細帯の寝巻姿で、小ざるに載せた蒸しタオルを捧げる様にして入って来る...
富田常雄 「面」
...青布に細帯の姿で...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...細帯を腰に巻いたままのその姿は...
豊島与志雄 「理想の女」
...細帯しどけなき寝衣姿(ねまきすがた)の女が...
永井荷風 「妾宅」
...伊達巻(だてまき)の細帯にあらい浴衣(ゆかた)の立膝(たてひざ)して湯上りの薄化粧する夏の夕(ゆうべ)を除いて他(た)にはあるまい...
永井荷風 「夏の町」
...細帯もしめず洗いざらしの浴衣(ゆかた)の前も引きはだけたまま...
永井荷風 「ひかげの花」
...二人は寝間着に細帯の姿を気遣ふにも及ばず...
永井荷風 「来訪者」
...細帯を一筋巻いたなりで...
夏目漱石 「永日小品」
...今度は細帯を解いて...
夏目漱石 「夢十夜」
...そんな権柄(けんぺい)ずくで誰が云うもんですか」と細帯を巻き付けたままどっかと腰を据(す)える...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...細帯漫ク回シテ洋帽高ク戴ケリ...
成島柳北 「阿房山賦」
...浴衣に博多の細帯をくいちがうように斜(はす)にまいていた...
長谷川時雨 「神田附木店」
...仁兵衛の為に細帯で...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...細帯一つになって...
室生犀星 「蛾」
...これに対した彼女は派手な舞台用の浴衣(ゆかた)一枚に赤い細帯一つのシドケない恰好で...
夢野久作 「二重心臓」
...はじめて赤い絹(きぬ)の細帯(ほそおび)であったことを知った...
吉川英治 「神州天馬侠」
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