...そして累犯々々で...
犬田卯 「沼畔小話集」
...歩毎に伏屍(ふくし)累々(るいるい)たり...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...これを累算するとまことに驚くべき巨額に達するから...
丘浅次郎 「民族の発展と理科」
...一人の連累者、――それもただ一見して、いかに怖るべき人間であるかと云うことがわかったが、その連累者が、モリアーティが僕に襲いかかった時に、見張りをしていたのだ...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...吾々の煩累となることはなくなったし...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...復(ま)た父兄今日の累を致す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...係累を軽んじよう...
中原中也 「生と歌」
...金も係累(けいるゐ)も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一切の係累を捨ててしまつて...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...カフカの「世界的名声」というひねくれた誤解の累積がついに減っていって...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」解説」
...係累(けいるい)なき青年紳士を求む...
松本泰 「日蔭の街」
...諸家の集に累見してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...累代斷絶せざる者...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...漸致百金累...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...累々(るいるい)たる死骸と...
吉川英治 「篝火の女」
...汝らのさしずはうけん」と、一喝(かつ)すると、王累は、「惜しい哉、蜀や!」と一声叫んで、右手の剣を宙に振り、自ら縄を切って、地上の車の前に脳骨を打砕いてしまった...
吉川英治 「三国志」
...手を変えてみるものの」「くりかえしだな」「ただ累々(るいるい)の犠牲を河に埋めるばかりで」「だが怯(ひる)んでなどいられるか...
吉川英治 「私本太平記」
...――累代門跡(ルヰダイモンゼキ)ノ重宝モ...
吉川英治 「私本太平記」
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