...真摯(しんし)なる動機によって行動するものにまで累を及ぼすことは私のかぎりなく遺憾とするところである...
伊丹万作 「映画界手近の問題」
...累々(るいるい)と並んでいる石碑の間を歩いて行くのを見届けたから...
井上円了 「おばけの正体」
...鬼哭啾々、死屍累々...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...神官累の及ばむことを恐れて...
大町桂月 「吾嬬の森」
...祖先累代の恥辱この上あるべからず...
高山樗牛 「瀧口入道」
...嚢陽(じょうよう)累歳(るいさい)孤城(こじょう)に因る湖山に豢養(けんよう)して出征せず識らず咽喉(いんこう)形勢(けいせい)の地公田枉(ま)げて自ら蒼生(そうせい)を害す秋壑は怒って誹謗者を遠流に処した...
田中貢太郎 「緑衣人伝」
...連累者と目されたのであるから...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...世の係累を暫(しば)し戦ひの巷(ちまた)に遁(のが)れやうとしたか...
田山花袋 「父の墓」
...累せられる虞がある...
津田左右吉 「歴史の矛盾性」
...まさに日を積み月を累(かさ)ねてまさに始て自ら尽して余りなきことを得べし...
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」
...川久保を思うと累々と真赤に熟(う)れた柿が目の前に浮んで来る...
中島哀浪 「かき・みかん・かに」
...誰かゞ「まるで生蕃人の小屋のやうだ!」と云つた通りアトリヱの隅に累々としてゐた...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...読み続きの『累ヶ淵』は女師匠の豊志賀が...
正岡容 「圓朝花火」
...是がいかなる変遷を累(かさ)ねて今日に伝わっているかを考えてみようと思う...
柳田国男 「海上の道」
...信乃に累を及ぼさないための考慮で...
山本周五郎 「めおと蝶」
...そのかはり枝もたわゝに累々と生り下る光景は見事だ...
横瀬夜雨 「五葉の松」
...累代(るいだい)...
吉川英治 「私本太平記」
...累代(るいだい)源氏の御家人と生れ...
吉川英治 「源頼朝」
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