...この草の根が紫根でいわゆる紫根染めの原料である...
牧野富太郎 「植物記」
...今日では美麗な新染料に圧倒せられてこのユカリの色の紫を紫根で染める事は実に稀れになってしまった...
牧野富太郎 「植物記」
...古代の紫根染の知識が足りない...
牧野富太郎 「植物記」
...紫根染も悉(ことごと)く絞です...
牧野富太郎 「植物記」
...紫根……といってもムラサキの根の皮が非常に染料を持って居る...
牧野富太郎 「植物記」
...その意味からいえば紫根(しこん)の意と解せられる...
牧野富太郎 「植物知識」
...そしてこの紫根(しこん)の上等品は染料の方へ回(まわ)し...
牧野富太郎 「植物知識」
...昔は紫の色はみな紫根(しこん)で染(そ)めた...
牧野富太郎 「植物知識」
...いわゆる紫根染(しこんぞ)めである...
牧野富太郎 「植物知識」
...紫根染(しこんぞ)めを見ることはきわめてまれとなっている...
牧野富太郎 「植物知識」
...絹地(きぬじ)にこの紫根染(しこんぞ)めをしてもらったが...
牧野富太郎 「植物知識」
...そしてこの紫根染(しこんぞ)めも茜染(あかねぞ)めもいろいろの模様(もよう)を置くことができず...
牧野富太郎 「植物知識」
...紫根染(しこんぞめ)はあるが...
柳宗悦 「思い出す職人」
...花輪といえば紫根染(しこんぞめ)や茜染(あかねぞめ)で聞こえます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...紫とは紫根染(しこんぞめ)のことで...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...どんな紫もこの紫根(しこん)の色より気高(けだか)くはあり得ないでしょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...紫根染は絞染(しぼりぞめ)に限られる傾きがありますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
......
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
便利!手書き漢字入力検索