...皆一樣に筑紫女酋の説を取り...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...我が上古史に全く缺佚せる筑紫女酋の事蹟なりと信じ得ざること...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...紫女(しじょ)について考えているかを聞洩(ききもら)してしまった...
長谷川時雨 「紫式部」
...之より先 源氏をば一人となりて後に書く紫女年若く我は然らず といふ身にしみる歌が作られて居り更に 書き入れをする鉛筆の幽かなる音を聞きつつ眠る夜もがな といふのもあつて...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...源氏をば一人となりて後に書く紫女年若く我は然らず紫式部が源氏を書き出したのは夫に死に別れた後であるが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...憂き十年一人の人と山小屋の素子の妹背の如く住みにき明治三十四年から十年間の晶子さんは相当世間に認められ独り歌許りではなく新訳源氏を出しては上田敏さんから紫女と才分を等しうするものと折紙をつけられ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
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