...佐佐木茂索がその後なにも書いてゐないのを嘆いてゐた...
小穴隆一 「二つの繪」
...まさかの時の用心にあの切れている錨索に両手で掴まって...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...その索(なわ)はひっそりと垂れていた...
田中貢太郎 「西湖主」
...及びそれぞれの肖像に小さい索引をつけて下さつた思慮深き御親切に對して...
小泉八雲 田部隆次訳 「明治三十四年東京帝國大學文學部卒業生に」
...こんな細かな詮索はぬきにして...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...地図で摸索しても...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...数秒のうちに鋼索がぴんと張られ...
中谷宇吉郎 「海底の散歩」
...実物の鋼索とタンバックルとをもってきて...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...無理な詮索(せんさく)をして江戸から切支丹教徒を擧げるのは面白くない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...詮索(せんさく)すればわけもなく知れた筈の鐵砲の買主を庇(かば)ひ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...逐索術の研究も着手中であるが...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...あの強い精神力を示す執拗(しつよう)な思索のうちには何かこのような肉体的なものがあり...
三木清 「西田先生のことども」
...「茶禅一味」というが美鑑賞と宗教思索とが固く一つに結ばれた事は他の国にも見られぬ歴史的事実といえよう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...彼は多く学問し多く詮索するの機会を有せざりしなり...
山路愛山 「明治文学史」
...私が捜索を怠けておりますために...
夢野久作 「巡査辞職」
...あらためて詮索(せんさく)するまでもなく知れきっている...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...特に不空羂索観音を...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...そこから頻りに黄金の捜索に人を出し...
和辻哲郎 「鎖国」
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