...臼は地上に置かれ、杵は長い棒であるが、仕事をする者は立ったままで、素敵な勢で働く...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...なんて素敵なお化けでしょう...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...長谷部は実に素敵なことをやってのけてしまったのである...
豊島与志雄 「或る素描」
...確かに素敵なまた恐ろしい爺(じい)さんに違いなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その後病気で亡くなったが中村鶴蔵君のがんりきなども素敵な出来であって...
中里介山 「生前身後の事」
...あの通りキラキラ輝いているところは素敵なもんじゃねえか」道庵が喋々(ちょうちょう)として米友のために風物を説明している前面から...
中里介山 「大菩薩峠」
...また素敵な事件が起きて来ました...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...素敵な喜劇が演ぜられるでしょう」二人はまた沈黙した...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...素敵な白髪……」「あの人ですね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...素敵な白脚絆(きゃはん)や...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...叔母の残した素敵な邸宅で暮らすことだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...素敵な場所、たとえばダッシュウッド邸宅ですが、そんな当主の夢を持ちました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...階段を上がって通された素敵な部屋からは...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...素敵な美しい声のテナーがいたので...
三浦環 「お蝶夫人」
...南嶽の慧思は山に水なきを患(うれ)うると二虎あり師を引きて嶺に登り地を(か)いて哮(ほえ)ると虎泉とて素敵な浄水が湧出した...
南方熊楠 「十二支考」
...時としては全く読み得ない文章が素敵な字体で彫ってある...
柳宗悦 「工藝の道」
...多町の角に素敵な山車小屋ができて大変な見物...
山本笑月 「明治世相百話」
...往来に溢れるという素敵な人気であった...
夢野久作 「近世快人伝」
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