...机の上が紛然雑然としているので、整理整頓しよう...
...彼女の説明は紛然雑然としていて、何が言いたいのかわからなかった...
...部屋の中が紛然雑然としているので、片付けたい...
...資料の整理ができずに、紛然雑然になってしまった...
...紛然雑然の状態を改善するために、整理術を学びたい...
...その中央で踊り狂う彼の姿は、或いは巨大に、或いは微小に、或いは細長く、或いは平べったく、或いは曲がりくねり、或いは胴ばかりが、或いは首の下に首がつながり、或いはひとつの顔に眼が四つでき、或いは唇が上下に無限に延び、或いは縮み、その影がまた互に反復し、交錯して、紛然雑然、まるで狂人の幻想です...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...紛然雑然としてゐるので...
谷崎潤一郎 「泉先生と私」
...紛然雑然として帰一するということを知らない...
中里介山 「大菩薩峠」
...擂鉢(すりばち)の中に攪(か)き廻される里芋(さといも)のごとく紛然雑然とゴロゴロしていてはどうしても浩さんらしくない...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...聞覩(ぶんと)に聚(あつ)まる衣香襟影(いこうきんえい)は紛然雑然として千態万状(ばんじょう)...
二葉亭四迷 「浮雲」
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