...「級友とは、同じクラスや学年の友達のことを指します...
...「昨日、級友たちと遊んだよ...
...「彼女は級友だけでなく、同好会仲間もたくさんいるみたい...
...「級友たちと一緒に修学旅行に行くのが楽しみだね...
...「遠くに引っ越してしまった級友と久しぶりに連絡を取り合った...
...二十幾名の級友大方臨渓館といふ温泉宿の二階に...
石川啄木 「鳥影」
...級友の西東という男と...
梅崎春生 「幻化」
...道夫の級友たちこそ...
海野十三 「四次元漂流」
...そのならんでいる級友のひとりひとりを...
壺井栄 「二十四の瞳」
...級友たちからのものだった...
豊島与志雄 「絶縁体」
...級友は一つの玉になって突っ込んだものだった...
永井隆 「長崎の鐘」
...私は朝っぱらそうそう級友の一人から調戯(からか)われました...
夏目漱石 「こころ」
...昔し京都にいた時分彼の級友に相国寺(しょうこくじ)へ行って坐禅をするものがあった...
夏目漱石 「門」
...ある朝、久助君が教室にはいってくると、ちょうどいきちがいに、ふたりの級友が、つくえをひとつ、ろうかへさげ出していった...
新美南吉 「川」
...この赤インキが、私だったという説があるが、実は、級友のMである...
野村胡堂 「胡堂百話」
...甥と一緒に逃げて助かつてゐた級友の親から...
原民喜 「廃墟から」
...自分の前の席に坐つてゐる級友の背中へ紙片(かみきれ)をぶら下げるとか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...級友という級友が皆然うで...
二葉亭四迷 「平凡」
...級友の米村が猛烈な勢ひで駆けて居た足を止めて...
牧野信一 「月下のマラソン」
...敬ちやんや細君の級友であつた美しいT子さんなどが来てゐて彼等は何時も午前から海辺へ行つて樽野が駆けて来る時分にはパラソルの下で雑談に耽つてゐた...
牧野信一 「鶴がゐた家」
...私とお話なさるのを一種の恥辱か何ぞのように考えておられるようでしたが、それでも対抗のテニス、バレーボール、ランニングなぞが近付いて来ますと、先生も級友も、上級の生徒さんまでもが皆、私の周囲(まわり)に寄ってたかってチヤホヤされるのでした...
夢野久作 「少女地獄」
...矢ッ張り中学時代の級友喜村謙助に違いなかった...
蘭郁二郎 「睡魔」
...級友達の気味悪がるのを見て喜んだりしていた幼ない美少年であった彼の姿……...
蘭郁二郎 「魔像」
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