...紙札でメモをとるのが好き...
...この紙札に住所と電話番号を書いておいてね...
...結婚式の席次表は紙札が必要だ...
...紙札を貼り付けることで、よりリアルな雰囲気を再現できる...
...「紙札」という言葉は、古めかしい感じがするね...
...オムレツ」僕はこう云う紙札に東海道線に近い田舎を感じた...
芥川竜之介 「歯車」
...埃(ほこり)じみたカツフエの壁には「親子丼」だの「カツレツ」だのと云ふ紙札が何枚も貼つてあつた...
芥川龍之介 「歯車」
...オムレツ」僕はかう云ふ紙札に東海道線に近い田舎(ゐなか)を感じた...
芥川龍之介 「歯車」
...小さい紙札も貼(は)りつけてある...
芥川龍之介 「本所両国」
...小さい紙札もはりつけてある...
芥川龍之介 「本所両国」
...これが二枚目の紙札ですよ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...一束の小さな紙札が握られている...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...その指から二枚の紙札を抜き取った...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...感心したように紙札を眺めていたが...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...さい前(ぜん)渡された二枚の紙札が何だか気になるんだ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...「良い犬の子あげ升」といふ紙札...
種田山頭火 「行乞記」
...或る農夫の悦び・植ゑた田をまへにひろげて早少女の割子飯・田植もすましてこれだけ売る米もあつて・足音は子供らが草苺採りにきたので・夕凪の水底からなんぼでも釣れる・露けき紙札『この竹の子は竹にしたい』・ほんとにひさしぶりのふるさとのちしやなます(改作再録)山口後河原風景・おいとまして葉ざくらのかげがながくすずしく木かげがあれば飴屋がをれば人が寄つて・ま夏ま昼の火があつて燃えさかる大橋小橋...
種田山頭火 「其中日記」
...一枚の紙札とが隠されていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...わたくしが浅草風俗資料と紙札をつけて...
永井荷風 「勲章」
...男の隣にあるエンゲージドと紙札を張った所へ案内されたままおとなしく腰をかけた...
夏目漱石 「行人」
...三尺ばかりの紙札の下に...
長谷川時雨 「大丸呉服店」
...紙札を貰(もら)った...
森鴎外 「余興」
...童女人形についていた紙札(かみふだ)だけは彼にも読めた...
吉川英治 「私本太平記」
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