...紙札でメモをとるのが好き...
...この紙札に住所と電話番号を書いておいてね...
...結婚式の席次表は紙札が必要だ...
...紙札を貼り付けることで、よりリアルな雰囲気を再現できる...
...「紙札」という言葉は、古めかしい感じがするね...
...オムレツ」僕はこう云う紙札に東海道線に近い田舎を感じた...
芥川竜之介 「歯車」
...埃(ほこり)じみたカツフエの壁には「親子丼」だの「カツレツ」だのと云ふ紙札が何枚も貼つてあつた...
芥川龍之介 「歯車」
...オムレツ」僕はかう云ふ紙札に東海道線に近い田舎(ゐなか)を感じた...
芥川龍之介 「歯車」
...係りの男の外した紙札には...
海野十三 「蠅男」
...一枚の紙札をくれた...
海野十三 「蠅男」
...それが木戸番の云った証拠の紙札であることは...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...一束の小さな紙札が握られている...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...その指から二枚の紙札を抜き取った...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...感心したように紙札を眺めていたが...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...さい前(ぜん)渡された二枚の紙札が何だか気になるんだ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...「すっかり盲ら(トウタル・ブラインド)」とか「かなり盲ら(クワイト・ブラインド)」とかと細かい区別を明表した大きな紙札を首から下げている乞食...
谷譲次 「踊る地平線」
...「良い犬の子あげ升」といふ紙札...
種田山頭火 「行乞記」
...紙札をつけておく...
種田山頭火 「其中日記」
...一枚の紙札とが隠されていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...男の隣にあるエンゲージドと紙札を張った所へ案内されたままおとなしく腰をかけた...
夏目漱石 「行人」
...灰色の厚紙札がとめてあって...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「予言者の家で」
...それに煤けた見出しの紙札が挿(はさ)んである...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...童女人形についていた紙札(かみふだ)だけは彼にも読めた...
吉川英治 「私本太平記」
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