...「白紙子」の花が綺麗ですね...
...彼女は「白紙子」の匂いが好きだと言っていました...
...「白紙子」の種を蒔きましたが、まだ芽が出ていません...
...「白紙子」の茶色い実が落ちています...
...「白紙子」の木陰で涼んでいる人たちをたくさん見かけました...
...不審紙子供の時分に漢籍など読むとき...
寺田寅彦 「柿の種」
...(五月一日)『宝船』第一巻第二号の召波(しょうは)句集小解(しょうかい)を読みて心づきし事一つ二つ紙子(かみこ)きて嫁が手利(てきき)をほゝゑみぬ「老情がよく現はれてゐる」との評なれど余はこの句は月並調に近き者と思ふ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...跡職(あとしき)を得取らずして紙子(かみこ)一重の境界となる類(たぐ)い...
南方熊楠 「十二支考」
...「紙子紙(かみこがみ)」とでも呼ぶ方が至当ではないでしょうか...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...即ち紙子(かみこ)の一種で秘伝として蒟蒻粉(こんにゃくこ)を入れて漉きます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...今後私はそれを「紙子紙(かみこがみ)」と呼ばう...
柳宗悦 「和紙十年」
...紙子の系統を引く紙を今も盛に漉くのは此処だけである...
柳宗悦 「和紙十年」
...紙子として保温甚だよく防寒の具に適する...
柳宗悦 「和紙十年」
...近時刊行した私の「工芸文化」や「美と模様」や「芭蕉布物語」は凡てこの紙子紙を素地に用ゐた...
柳宗悦 「和紙十年」
...この本の表紙はその紙子紙であるが...
柳宗悦 「和紙十年」
...紙子縒(かんじより)に縒(よ)っている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...紙子縒(かんじより)がぴんと縒(よ)れていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...紙子縒(かんじんより)にして...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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