...華氏60度(摂氏15度)で比重が0.825の極めて純粋なものが得られる(*100%アルコールなら比重は0.795)...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...純粋な芸術的感銘以外に作者の人生観なり...
芥川龍之介 「「菊池寛全集」の序」
...芸術は愛の可及的純粋な表現である...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...この要素は最も純粋な音楽的の要素であってこれを研究するには勢い広く音楽やまたあらゆる詩形全体にわたって考える事が必要になる...
寺田寅彦 「歌の口調」
...処で比較的問題の概念を混えない純粋な立場概念を吾々は絶対主義乃至相対主義に見出した...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...つまり文化主義が純粋な形で...
戸坂潤 「読書法」
...純粋なる政府党を作り...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...純粋な楽しみだった...
豊島与志雄 「別れの辞」
...純粋な形式から来るもので...
野村胡堂 「楽聖物語」
...また芸術価値は純粋なものでなくて...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...諸国民の富に関する純粋な原則に基礎を置くものではあり得ないのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そして純粋な心づかいと...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...じつにもはんてきに純粋な形式で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...あの深刻な純粋な...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...彼は彼が純粋な生活に入ろうとすればするほど...
三木清 「人生論ノート」
...このようにして、もともと宗教的内面性とのつながりにおいて見出され、その意味においてその存在を規定された意識は、その後次第にその根源を離れて、純粋なる理論、それも主として形式論理学、数学、自然科学等の基礎づけをなすべき任務を負わされて、ついにその視点からのみ根本的には解釈され闡明されることになった**...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...そうでないところに純粋なところも持っていらっしゃるのだと拝見しています」と言っておき...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...とみに激化していた純粋な朝臣たちには...
吉川英治 「三国志」
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