...パレスチナより見て純然たる異邦であったのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...純然たるアトリエとして建築したものだ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...シリアスで時として「難解な」韻文を放送しようとする際には避けがたい純然たる知識や教科書的主題も...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「詩とマイクロホン」
...ついには純然たる一神教とまでなったのである...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...賀屋財政の名目の下に純然たる馬場財政が復活しそうだということは...
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」
...此の提携の結果として閣下の内閣は純然たる超然内閣にも非ず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...演劇は次第に純然たる芸術的品位を帯び昔日(せきじつ)の如く娼婦娼童の舞踊に等しき不名誉なる性質の幾分を脱するに至れり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...寛保の末年浮世絵は西村重長(奥村政信門人)の工夫によりて初めて純然たる彩色板刻(さいしきはんこく)(二色板紅絵)の法を発明し宝暦に入りてその技(ぎ)益進歩せり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...決して楽器の音色(ねいろ)からのみでは純然たる音楽的幻想を起させる力を持っていない...
永井荷風 「夏の町」
...近代は純然たる商工都市になっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...また西洋がかった所も無い(南洋でちょっと顔立が整っていると思われるのは大抵どちらかの血が混っているものだ)純然たるミクロネシヤ・カナカの典型的な顔だが...
中島敦 「環礁」
...元来純然たる歴史小説ではなく...
長與善郎 「青銅の基督」
...両者は純然たる人間として交わることなれば...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...則ち純然たる君権完全の政治に非ずして...
蜷川新 「天皇」
...純然たるイオニア様式で...
野上豊一郎 「パルテノン」
...教師または純然たる法学者であって...
穂積陳重 「法窓夜話」
...それが純然たる空想の所産でないことを思わしめる...
柳田国男 「山の人生」
...事実は純然たる秘密訊問に相違なかったのだ...
夢野久作 「爆弾太平記」
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