...純然たる事実を述べる...
...彼の言動は純然たる嘘だった...
...彼女の美しさは純然たる自然の力だ...
...純然たる無邪気さに僕は心を奪われた...
...彼の独創的な発想は純然たる才能の賜物だ...
...純然たる日本大学というべし...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...全くの自己流でまた純然たる日本風を以て任ずるものであります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...純然たる神話にも非ず...
高木敏雄 「比較神話学」
...作者自身の純然たる創造になる人物のみである...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...従って初めからの純然たる実験的所産でないというような点も...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...経済学者=統計学者の取扱うべきものは正に「経済的」恒数であることを忘れてはならぬ(ガウスの曲線やピアソンの曲線も純然たる数学的要求に従ったもので経済学にとって不充分を極めたものだ)...
戸坂潤 「読書法」
...「純然たる法王集権論(ウルトラモンタンストオ)ですよ!」と...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...遽かに伊藤侯の政見を非として純然たる山縣崇拜家と爲れり會計檢査院長渡邊昇子は世人之れを伊藤系統の人なりといへども...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...以て優に理想的大隈内閣を組織するに余りあらむ然るに現内閣中純然たる大隈派と目す可きものは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その時分には本屋の態度も純然たる商人で今日の岩波のやうに日本の文化を背負つて立つのだと云ふやうなえらさうな顔をしてゐるものは一人もありませんでした...
永井壮吉 「出版屋惣まくり」
...又西洋がかつた所も無い(南洋で一寸顏立が整つてゐると思はれるのは大抵どちらかの血が混つてゐるものだ)純然たるミクロネシヤ・カナカの典型的な顏だが...
中島敦 「環礁」
...純然たる君権完全の政治ではないのである...
蜷川新 「天皇」
...即ち純然たる散文として印象される...
萩原朔太郎 「青猫」
...純然たる理智的の概念であり...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...即ち純然たる政黨にして...
福沢諭吉 「帝室論」
...純然の家族席としてまとめられている...
宮本百合子 「或る画家の祝宴」
...また現在エロの大極楽園(パラダイス)になっているという新宿なんぞも純然たる町外れで...
夢野久作 「暗黒公使」
...まだ純然たる書生型(タイプ)で...
夢野久作 「復讐」
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