...一〇紐育の地下鉄道――恐らく他の都市のもそうであろうが――は...
石川欣一 「山を思う」
...私は縛られた紐をといて下甲板に上り爆弾庫を狙って来たのです...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...彼はしかたなく俯向いて紐を結んでいると...
田中貢太郎 「雁」
...いつの間にかガーゼを括(くく)ってある紐(ひも)が緩み...
谷崎潤一郎 「細雪」
...子供は大きな新しい麦藁帽(むぎわらぼう)の紐(ひも)をかわいい頤(あご)にかけてまっ白な洋服のようなものを着ていた...
寺田寅彦 「花物語」
...」と君江も一重羽織(ひとえばおり)の紐(ひも)を解きかけた...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...返事をしないで草鞋の紐を結んでいます...
中里介山 「大菩薩峠」
...ずいぶん小癪にさわるいたずら野郎でございます」七兵衛は草鞋(わらじ)の紐を結び換えながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...紫の高紐(たかひも)を結んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「あの紐はなんだ」納屋の二階から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どこからも入りようはない――」「香炉はあの箱に入れてあったのでしょうね」平次は違い棚に載せてある打紐(うちひも)の掛った時代付の桐箱を指しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...主人の勘十郎が梯子段の二段目を踏んだ時、力任せにその紐を引くと、あの圖體の主人は、不意に足を取られるから梯子の二段目からもんどり打つて十三段目の下まで落ちたことだらう」「――」「梯子の下の廊下の板には大きな隙間がある、あの邊へ柄もはばきも取り拂つた、裸かの短刀を、逆樣に立てゝ置いたら、どんなことになると思ふ、どんな達人だつて、間違ひもなく芋刺(いもざ)しぢやないか、それを仕掛けたお君は、うまく行けば姉の敵を討ち、まかり間違へば、向柳原の八五郎のところへ逃げ込む氣だつたに違ひあるまい、――俺は梯子の二段目の蝋の跡で氣が付いたが、その上の動かない證據の、蝋を塗つた薄板は、紐だけ解いて、押入の奧か物置にでも突つ込んであるだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...首の下に前から仕掛けた細紐(ほそひも)で絞め殺し...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いつもユリが帯の下にしめている紐...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その紐を引くと、頭の上で蝋燭を立てたように羽が立つ...
モルナール・フェレンツ Molnar Ferenc 森鴎外訳 「破落戸の昇天」
...唯その首の処をルパシカの白い紐で縛って...
夢野久作 「死後の恋」
...髪の紐(ひも)までも...
吉川英治 「新書太閤記」
...太い真田紐(さなだひも)を両肩に掛けて...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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