...出納所でお金を払いました...
...会社の出納所には厳重なセキュリティが必要です...
...出納所にある資料を整理しています...
...出納所の業務は正確性が重要です...
...出納所での不正を防ぐためには、二人以上の体制が望ましいです...
...納所(なつしよ)坊主の他愛もないお談義を聴いてゐるよりか...
薄田泣菫 「茶話」
...◎山城(やましろ)の相楽郡木津(さがらぐんきづ)辺の或る寺に某と云う納所(なっしょ)があった...
関根黙庵 「枯尾花」
...其処へ柿色の腰衣を着けた納所坊主が...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...その身体に経文を書いて行かなければなるまい』日没前住職と納所とで芳一を裸にし...
小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 「耳無芳一の話」
...本堂も庫裡(くり)も山門も納所(なっしょ)もごっちゃなんで...
中里介山 「大菩薩峠」
...さように口腹のための出納所(すいとうじょ)という意味ではなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...寺院備えつけの納所(なっしょ)の坊主の着用を一時借用に及んだものらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...どの坊主だい」「観海寺(かんかいじ)の納所坊主(なっしょぼうず)がさ……」「納所(なっしょ)にも住持(じゅうじ)にも...
夏目漱石 「草枕」
...小坊主か納所(なっしょ)かあるいは門番が凝性(こりしょう)で大方(おおかた)日に三度くらい掃(は)くのだろう...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...納所用(なっしょよう)の朱(あか)い椀(わん)に...
吉川英治 「江戸三国志」
...ここでは納所(なっしょ)の僧が...
吉川英治 「新書太閤記」
...だから納所(なっしょ)にいるお小僧までが――もっとも小寺(こでら)なのでほかに住僧はないが――びたびたという尻切れ草履(ぞうり)が寺内に聞えてくると...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...怪(け)しからぬ納所め...
吉川英治 「宮本武蔵」
...住持をはじめ、寺男も、納所の者も、彼女の空虚(うつろ)な顔を見ると、「およしよ、お通さん」「かくれておしまい」沢庵との同行を極力避けるようにすすめたが、さりとてお通は、そんな気にもなれなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...片輪になりに来るにも及ぶまいに」この納所にも...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「だから、無駄じゃよ、行ったところで」と、この納所は、武蔵を追っ払おうとするのが肚か、いよいよ膠(にべ)も素(そ)っ気(け)もない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...いっしょに洗い物を手伝っていた納所(なっしょ)坊も...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「このお玉杓子(たまじゃくし)め」納所坊はおどり出して...
吉川英治 「宮本武蔵」
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