...出納所でお金を払いました...
...会社の出納所には厳重なセキュリティが必要です...
...出納所にある資料を整理しています...
...出納所の業務は正確性が重要です...
...出納所での不正を防ぐためには、二人以上の体制が望ましいです...
...一ヶ月の馴染を重ねた納所先生は...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...鼠地(ねずみじ)の納所着(なっしょぎ)に幅細の白くけ帯を前結びにして...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...一一 大和の國の租税收納所...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...そして納所坊主(なっしょぼうず)がお経を読む折のように...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...」納所(なつしよ)花婿2・14(夕)一頻(しき)り世間を騒がせた結婚沙汰が取(と)り極(き)められて...
薄田泣菫 「茶話」
...お寺の納所(なっしょ)のような感じがした...
太宰治 「帰去来」
...住職と納所とは出て行った...
小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 「耳無芳一の話」
...納所寺(なっしょでら)の味噌摺坊主に化け込んで来てからが...
中里介山 「大菩薩峠」
...どの坊主だい」「観海寺(かんかいじ)の納所坊主(なっしょぼうず)がさ……」「納所(なっしょ)にも住持(じゅうじ)にも...
夏目漱石 「草枕」
...小坊主か納所(なっしょ)かあるいは門番が凝性(こりしょう)で大方(おおかた)日に三度くらい掃(は)くのだろう...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...納所(なつしよ)とも小坊主(こばうず)とも云(い)へた...
夏目漱石 「門」
...納所(なっしょ)の小坊主も保証をしております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...納所(なつしょ)に金百両を寄附し...
森鴎外 「細木香以」
...納所用(なっしょよう)の朱(あか)い椀(わん)に...
吉川英治 「江戸三国志」
...仮の税物収納所をおいていた...
吉川英治 「私本太平記」
...住持をはじめ、寺男も、納所の者も、彼女の空虚(うつろ)な顔を見ると、「およしよ、お通さん」「かくれておしまい」沢庵との同行を極力避けるようにすすめたが、さりとてお通は、そんな気にもなれなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「なるほど」武蔵が一応うなずくと、それを以て満足したらしく、奥蔵院の納所は、「でも、行って見るかね?」「せっかく参りましたものゆえ」「それもそうだ……」「当寺と、背中あわせと申すと、この山門の外の道を、右へ曲りますか、左へ参りますか」「いや、行くなら、当寺の境内を通って、裏を抜けて行きなさい、ずッと近い」礼をいって、教えられた通りに武蔵は歩いた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...納所坊は、きゃっと悲鳴をあげて青ざめた...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索