...空気が入らぬようにハンダで密封する板鉛の箱に納めるにさき立って...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...」皆は口を揃えて『好色一代男』を棺に納めることに同意した...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...四円……別にお寺へ納める庭の十四...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...座は同業が相聯合して政府に冥加金のやうなものを納める...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...その後二尊院の西の岸の上に雁塔(がんとう)を建ててそこへ遺骨を納めることとした...
中里介山 「法然行伝」
...手に持った手紙を巻き納める勇気もなかった...
夏目漱石 「それから」
...菩提寺に納めるつもりでしたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...確かにこの私に相違ありません」初代勘兵衛は涙を納めると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その最後の余韻を闇の中に納めると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...惡業(あくごふ)が積めば年貢(ねんぐ)を納める時が來るものだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...拔身の脇差を鞘(さや)に納めるのも忘れ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この金を納めるところへ納め...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...来いッ」刀をピシリと鞘に納めると...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...高野(こうや)へ納める祠堂金(しどうきん)の廿両...
三木竹二 「いがみの権太」
...(抜身を鞘に納める)段六 そっちの奴は...
三好十郎 「斬られの仙太」
...お礼参りの時にはそれを二足にして納めるので...
柳田國男 「日本の伝説」
...此寺(ここ)に納める宿願を立てていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...口分田をうけ田租を納めるほかに...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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