...喜んで税を納むる国民はない...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...亡妻の白骨を納むるの装飾ある外囲の箱を片山氏は作る...
関寛 「関牧塲創業記事」
...主人が独りで納むべきものではないから...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...一曲(いつきよく)舞ひ納む春鶯囀(しゆんあうてん)...
高山樗牛 「瀧口入道」
...鍔音高く刃(やいば)を鞘に納むれば...
高山樗牛 「瀧口入道」
...鍵箱の上書和解この封印する箱には和蘭(オランダ)国王より 日本国君(征夷大将軍を指し奉(たてまつ)るなり)に呈する書簡の鍵を納む...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...遺骸を棺に納むるとき身近き者死人に向い...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...忠告を納むるべき肥沃(ひよく)な畑かの英国の誇りとするシャフツベリー卿(きょう)は...
新渡戸稲造 「自警録」
...及び長篇詩篇二篇を選びてこの集に納む...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...事なく高砂をうたひ納むれば即ち新らしき一對の夫婦(めおと)出來あがりて...
樋口一葉 「ゆく雲」
...盆と暮と金千匹(びき)ずつ納むべし...
福沢諭吉 「慶応義塾新議」
...ソレよりかその金を納むるが宜(よ)い...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...租税を納むる者が郡区役所の小役人に叱られしはまさに昔日(せきじつ)の一夢ならんとす...
正岡子規 「従軍紀事」
...露という硯(すずり)も将来したが竹生島へ納むとあり...
南方熊楠 「十二支考」
...一旦(いったん)見切った物を取り納むるような男じゃねーぞと滅明滅多無性に力(りき)み散らし...
南方熊楠 「十二支考」
...暫く帷幕(おおとの)の中に納む...
南方熊楠 「十二支考」
...『松屋筆記』五に浅草観音に鶏を納むるに日を経れば雌鶏必ず雄に変ず...
南方熊楠 「十二支考」
...「右蘭軒略伝一部帝国図書館依嘱に応じ謹写し納む...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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