...いつも小机に衣紋(えもん)正しく筆を取り...
泉鏡花 「薄紅梅」
...その品物の上に指紋がついていた場合...
海野十三 「宇宙戦隊」
...自然明智は隣の小林紋三と話し合った...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...紋三がしっかり抱き込んで...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...(二二・四・二〇)14明治の指紋小説EQMM昨年九月号の Queen's Quorum (ポー以来現在までの代表的短篇小説を年代順に選び解説をつけたもの)に指紋を取り扱った探偵小説の最も早いものが挙げられている...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...指紋を文書偽造防止...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...菊の御紋の周囲に王冠と獅子頭が互いちがいに鎖状をなしている金の装飾...
谷譲次 「踊る地平線」
...常に黒紋付の羽織に純白の太紐を結び...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その指先の指紋を比較していた...
豊島与志雄 「自由人」
...倍臣には唐花(からはな)という紋のついたものであった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...梅鉢の紋らしいのが見えるところによって見れば...
中里介山 「大菩薩峠」
...愛妾(あいせふ)お紋の方...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...胸に金色の三日月と日向草を組み合せた紋章を刻んだバッヂをつけてゐた...
林芙美子 「浮雲」
...ほんとの男の紋章とは思わないでしょう...
火野葦平 「花と龍」
...それを打消すと紋吉の後を追つて棚の下へ這入つて行つた...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...自動車なら紋章入り...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...紋付の袖を顔に当ててシクシクとシャクリ上げていた...
夢野久作 「名君忠之」
...紋日の虎の死であった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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