...常に幾多の紆余曲折(うよきよくせつ)があり幻滅が伴ふものである...
芥川龍之介 「恋愛と夫婦愛とを混同しては不可ぬ」
...そうすると紆波(うねり)が来る度(たび)ごとにMは脊延(せの)びをしなければならないほどでした...
有島武郎 「溺れかけた兄妹」
...打ち寄せる紆濤(うねり)のように跡から跡から吹き払っていった...
有島武郎 「カインの末裔」
...或は紆余曲折しながら...
豊島与志雄 「幻覚記」
...」臨終の苦悶(くもん)は紆余(うよ)曲折すると言い得る...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...紆余曲折の後ここまでたどりきたったのである...
中井正一 「美学入門」
...かなり人情の紆余曲折(うよきょくせつ)にも慣れているから...
中里介山 「大菩薩峠」
...今や吾々は幾多の紆餘曲折を經てこの課題へと直進すべき時となつた...
波多野精一 「時と永遠」
...この紆曲した濁流が...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...そうした紆余曲折を描いた絵は...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...わざと紆余(うよ)曲折させたものだという...
火野葦平 「花と龍」
...紆余曲折あるこんな空気の中に長く居りながら...
牧野富太郎 「植物記」
...坦々でなく紆餘曲折端睨すべからざる中に偉人の俤を偲ぶといふ風にするのが眞に是れ偉人を偉人として遇し...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...そうでないところなかなかの紆余曲折があります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...紆余曲折の文句を言ったり...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...ラスキンがここに到達するのに幾多の紆余曲折(うよきょくせつ)を経たのに対して...
柳宗悦 「工藝の道」
...セエヌの下流は蛇が曲線を描いて走る形に紆廻(うね)つて居るので...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...紆余曲折(うよきょくせつ)して造られ...
吉川英治 「大岡越前」
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