例文・使い方一覧でみる「約」の意味
スポンサーリンク...環境に適応するもののみが将来の発展を約束し得ることは... 
石原純 「社会事情と科学的精神」
...約束の時間は過ぎてしまった...
海野十三 「金属人間」
...俳句にはそういう事がおのずから約束されておる...
高浜虚子 「俳句への道」
...韋固（いこ）という者が結婚の事で人に逢う約束があって...
田中貢太郎 「怪譚小説の話」
...かねての約束の如く...
種田山頭火 「旅日記」
...契約期限すでに過ぎつるを...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...云うまでもなく思想史上の歴史的諸制約をハッキリと受けている...
戸坂潤 「思想としての文学」
...彼があれらの契約規定をこしらえたのではなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...コゼットに約束したとおり彼はプリューメ街にきていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...前約束が出来ていて...
中里介山 「大菩薩峠」
...手を拱（こま）ぬいていれば自然と約束の淵（ふち）へ滑（すべ）り込む...
夏目漱石 「虞美人草」
...その時は一所に来給えなどと冗談半分に約束までした...
夏目漱石 「それから」
...帰つて来たら直ぐに手紙をくれる約束だつたのに――」坂を降り切つて馬車が平坦なＵ村の街道にさしかゝつた時分になつて彼等は漸くこんな話を交しはじめた...
牧野信一 「陽に酔つた風景」
...六〇箇年間の中項は約三八対一〇である...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...のびのびと約束の順を追うて...
宮本百合子 「気むずかしやの見物」
...ここにこれを挿入するといった約束をすてる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...元康が、大高への兵糧入れに働いた折、義元は、その門出に、（首尾よう仕果したら、この度こそは三河への帰国の宿望、かなえて得さすであろう）と、彼へ約したが、その後、義元はそのことを忘れでもしたような顔して、今日にいたるまで何の沙汰もなかったのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...柴田方へ馳せ参ぜんとのお確約にございます」「明朝といえば...
吉川英治 「新書太閤記」
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