...易牙(えきが)が彼の子供を蒸して桀紂(けっちゅう)に食わせたのはずっと昔のことで誰だってよくわからぬが...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...桀紂(けつちう)が再誕うたがひなし...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...それは古の暴君紂王(ちゅうおう)の寵妃(ちょうひ)...
谷崎潤一郎 「刺青」
...殺された後に紂王の悔寤(かいご)するのを期待した訳だ...
中島敦 「弟子」
...馬鹿に金を持たせると大概桀紂になりたがるんだろう...
夏目漱石 「二百十日」
...周の武士が殷の紂王(ちゅうおう)を討つた革命を非難し...
蜷川新 「天皇」
...桀紂(けっちゅう)でも...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...桀紂(けっちゅう)を滅して湯武の時に人民安しといえども...
福沢諭吉 「政事と教育と分離すべし」
...桀紂(けっちゅう)にも比すべき暴君であったが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...東(ひがし)のかた(二七)紂(ちう)を伐(う)つ...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...【二七】紂...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...其暴を以て紂王の暴に易へて...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...東伐レ紂...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...梅沢狂斎が筆を揮(ふる)った殷紂(いんちゅう)...
夢野久作 「けむりを吐かぬ煙突」
...例えば殷(いん)の紂王(ちゅうおう)...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...殷(いん)の紂王(ちゅうおう)にすら仕えていました...
吉川英治 「三国志」
...紂君(ちゅうくん)を誅(ちゅう)すまた見ずや高陽(こうよう)の酒徒...
吉川英治 「三国志」
...周武(しゅうぶ)がその主紂王(ちゅうおう)を弑(しい)し...
吉川英治 「新書太閤記」
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