...政府を糾弾すべしとして互に反抗気勢を募らせていたから...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...ひそかに同志を糾合(きゅうごう)しているのかもわからない...
太宰治 「畜犬談」
...「止(や)むなくんば同志三十余人を糾合(きゅうごう)し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...紛糾した正面に一つの傷痕(きずあと)をつけてるかのようだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...興味と同情を持つ作家を糾合(きゅうごう)して捕物小説の生みの親なる...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...御武家方の紛糾(いざこざ)は畠違ひで御座います」「それも承知だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...改良主義的尊攘派と徹底的尊攘派が時局紛糾につれてそれだけ鋭く対立した...
服部之総 「尊攘戦略史」
...A(エー)とB(ビー)とが紛糾(こぐら)かって...
二葉亭四迷 「平凡」
...自堕落な英国政府の愚行を糾弾し疲れて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...十六世紀末十七世紀ドイツの紛糾混乱殺戮にみちた闘争時代の社会の中で実によく描かれて居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...内外の紛糾ときがたいから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...公子糾は小白の兄なり...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...いちいち左右の者に問い糾(ただ)されるありさまであった...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...目下西比利亜(シベリア)の実権を掌握しております白系露人の有力者を強大なる金力で糾合して一丸となし...
夢野久作 「暗黒公使」
...それがために人間の思想と実際生活とは紛糾に紛糾を重ねようとしています...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
...天下の新人を糾合(きゅうごう)し...
吉川英治 「三国志」
...摂津の兵を糾合(きゅうごう)し...
吉川英治 「私本太平記」
...その兵を糾合(きゅうごう)する諸大名(しょだいみょう)への檄文(げきぶん)であるらしい...
吉川英治 「神州天馬侠」
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