...軒(のき)には糸瓜(へちま)なども下っていたそうですから...
芥川龍之介 「温泉だより」
...いったん暇になれば阿Qも糸瓜(へちま)もないのだから...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...薬(くすり)も糸瓜(へちま)もあるものか...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
......
種田山頭火 「草木塔」
...ある宵(よい)の即景名月や糸瓜の腹の片光り(昭和二年十一月...
寺田寅彦 「柿の種」
...垢(あか)すり糸瓜の一件じゃございませんかね?」彼は急に乗り出して来たので...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...この糸瓜(へちま)もつい一週間前までは...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...おまえの親父は糸瓜をつかまれて居酒屋から引っぱり出されたんだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ひょろ長い糸瓜(へちま)のようなからだを下女の後ろから運んで行く...
夏目漱石 「野分」
...軒の糸瓜(へちま)の...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...俺は糸瓜(へちま)が物を言ったかと思ったよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼の旅行鞄(りょこうかばん)には小さな袋に入れた糸瓜(へちま)の種が這入っていて...
原民喜 「冬日記」
...そんなつまらぬ俳句の作りやうを知らうより糸瓜(へちま)の作り方でも研究したがましなるべし...
正岡子規 「墨汁一滴」
...恩知らずだの糸瓜(へちま)だのと...
吉川英治 「篝火の女」
...順序も糸瓜(へちま)もあるものか...
吉川英治 「剣難女難」
...糸瓜(へちま)の苗を植えようかなどと話している...
吉川英治 「親鸞」
...そいつを忘れちゃすまねえからな……」「恩も糸瓜(へちま)もありませんが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...よく自慢する糸瓜(へちま)棚の下のはなしだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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