...兎を捕ってきては酒の肴にした借りた針金は忘れてしまったのか俺達は兎はウマイ話ばかり聞かされていたそれでもお正月には糯米(もちごめ)一俵引いて来た引いて来たはいいがそれからこっち野菜も米も買われない日が一週間も二週間も続いたそして毎日餅ばかり噛っていた...
猪狩満直 「炭坑長屋物語」
...早速糯米(もちごめ)を水に浸けるように命じて帰宅したのであったが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...その糯米の始末に困っておりますというのであった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...その赤飯用の糯米を少しつぶして桜色をつけ...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...次の日と二日で一石五斗の糯米をきれいに用い尽してしまった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...およそ一月の間に二十石もの糯米を使用したほどであった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...糯米の品質が劣って...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...もろこしと糯米(もちごめ)の粉(こ)で製したという餡餅(あんころ)などをも持って来てくれる...
田山花袋 「田舎教師」
...今日では餅に粘り気の多い糯米を用いるからそんな繋ぎは入用がないようだが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...糯米は滋養分も多いし...
村井弦斎 「食道楽」
...純糯米(もちごめ)から作るというここの薬酒(ヤクチュウ清酒)の味は忘れられない...
柳宗悦 「全羅紀行」
...是糯米と區別する名といふのは(淡路)...
柳田國男 「食料名彙」
...又は其粉を糯米にまぜても食つた(粒々辛苦)...
柳田國男 「食料名彙」
...またはその粉を糯米にまぜても食った(粒々辛苦)...
柳田國男 「食料名彙」
...蒸した糯米(もちごめ)を潰(つぶ)して餅にすることはできない...
柳田国男 「木綿以前の事」
...糯米(もちごめ)という一種の稲がいつから日本に存在し...
柳田国男 「木綿以前の事」
...いかに糯米が糊分(のりぶん)の多い穀物であろうとも...
柳田国男 「木綿以前の事」
...且つ糯米の利用によって...
柳田国男 「木綿以前の事」
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