...その糯米の始末に困っておりますというのであった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...糯米の品質が劣って...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...普通の搗き方ではとうてい上糯米の本質を発揮することが出来なかったのです...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...前にもいったように中村屋の糯米は普通品よりも品が硬くてなかなか杵が通らない...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...糯米仕入れも高い真最中にやらねばならず...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...もろこしと糯米(もちごめ)の粉(こ)で製したという餡餅(あんころ)などをも持って来てくれる...
田山花袋 「田舎教師」
...すると家々ではかねて玄関かその次の間に用意してある糯米(もちごめ)やうるちやあずきや切り餅を少量ずつめいめいの持っている袋に入れてやる...
寺田寅彦 「自由画稿」
...道明寺(どうみょうじ)の餡入(あんい)り餅(もち)であったがその外側に糯米(もちごめ)のふかした粒がぽつぽつと並べて植え付けてあった...
寺田寅彦 「物売りの声」
...隣の主人(あるじ)が糯米(もちごめ)を取りに来た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...少々の糯米(もちごめ)をふかし...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...先(ま)ず米一合と糯米(もちごめ)一合と混ぜて能(よ)く洗って三日ほど水へ漬けておきます...
村井弦斎 「食道楽」
...先ず関東一という越ヶ谷(こしがや)の糯米(もちごめ)を糠(ぬか)のついたまま決して水で洗わずに碾臼(ひきうす)で粉にさせる...
村井弦斎 「食道楽」
...粟に糯と粳との二種があり...
柳田國男 「食料名彙」
...挽いて粉にして置いて糯粟などを加へ澤山の蓬や山牛蒡の葉を搗き込んで草餅として...
柳田國男 「食料名彙」
...これ糯米(もちごめ)と区別する名というのは(淡路)...
柳田國男 「食料名彙」
...蒸した糯米(もちごめ)を潰(つぶ)して餅にすることはできない...
柳田国男 「木綿以前の事」
...糯米(もちごめ)という一種の稲がいつから日本に存在し...
柳田国男 「木綿以前の事」
...羽目板の目だけを掃いて集めた糯米(もちごめ)だけでも...
吉川英治 「日本名婦伝」
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