例文・使い方一覧でみる「糢」の意味


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......   の読み方
饗庭篁村 「木曾道中記」

...糊たる史上の人物はどの位心臓を窺はせるであらうか? 湖州はかう云ふ出発点から...   糢糊たる史上の人物はどの位心臓を窺はせるであらうか? 湖州はかう云ふ出発点からの読み方
芥川龍之介 「大久保湖州」

...糊(もこ)として動いてゐる...   糢糊として動いてゐるの読み方
芥川龍之介 「戯作三昧」

...糊(もこ)として動いている...   糢糊として動いているの読み方
芥川龍之介 「戯作三昧」

......   の読み方
綱島梁川 「国民性と文学」

...灰色の雲の中に隠見する岬頭(こうとう)いくつ糊(もこ)として墨絵に似たり...   灰色の雲の中に隠見する岬頭いくつ糢糊として墨絵に似たりの読み方
寺田寅彦 「東上記」

...その言に曰く「汝は東方の境界に関する曖昧糊(あいまいもこ)の巧言を信ずるをやめよ...   その言に曰く「汝は東方の境界に関する曖昧糢糊の巧言を信ずるをやめよの読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...こういう曖昧糊とした点がお伽噺しというものの魅力なのだが...   こういう曖昧糢糊とした点がお伽噺しというものの魅力なのだがの読み方
戸坂潤 「現代日本の思想対立」

...暮色糊(もこ)たるがために...   暮色糢糊たるがためにの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...猶且つ遠く糊として表はるゝのみ...   猶且つ遠く糢糊として表はるゝのみの読み方
長塚節 「草津行」

...常に白雲のうちに糊たり...   常に白雲のうちに糢糊たりの読み方
長塚節 「草津行」

...糊として僅かに辨ず可きの所...   糢糊として僅かに辨ず可きの所の読み方
長塚節 「草津行」

...十里のほかに糊(もこ)と棚引(たなび)いている...   十里のほかに糢糊と棚引いているの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...糊(もこ)たる夢の大いなるうちに...   糢糊たる夢の大いなるうちにの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...朧(おぼろ)のなかに影を認めるような糊(もこ)たるものでも...   朧のなかに影を認めるような糢糊たるものでもの読み方
夏目漱石 「作物の批評」

...それらを取りかこんだ曖昧糊(あいまいもこ)とした背景から浮み上がって来るのである...   それらを取りかこんだ曖昧糢糊とした背景から浮み上がって来るのであるの読み方
堀辰雄 「幼年時代」

...甲府盆地は朝靄の糊(もこ)として人生生活はまだ見えない...   甲府盆地は朝靄の糢糊として人生生活はまだ見えないの読み方
正木不如丘 「釣十二ヶ月」

...糊としての予測のつかない未来とが...   糢糊としての予測のつかない未来とがの読み方
宮本百合子 「思い出すかずかず」

「糢」の読みかた

「糢」の書き方・書き順

いろんなフォントで「糢」


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