...糞真面目(くそまじめ)で興覚めな...
太宰治 「桜桃」
...それに河内介の態度が今夜に限って仔細(しさい)らしく糞真面目(くそまじめ)なのも...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...馬鹿に糞真面目でユーモアが足りなくて...
戸坂潤 「社会時評」
...編集者の糞真面目さは認めるべきであろう...
中谷宇吉郎 「百科事典美談」
...一生懸命糞真面目に働いて...
葉山嘉樹 「工場の窓より」
...ためつすがめつ彼はいろんな表情をしてみた――勿体ぶった糞真面目な顔をするかと思えば...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...何か糞真面目なことを話しあいながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...いちいちそのこと自身にいやに糞真面目な理屈がついて廻っていて...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...カフェエなんか見向きもしない糞真面目な弟……そいつが何か悪い事でもしたかのように私の前にうなだれてメソメソ泣いているから...
夢野久作 「冥土行進曲」
便利!手書き漢字入力検索