...坩堝(るつぼ)の金糞(かなくそ)の中から何かの金属でも探し出す様に...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...河原乞食の眞似糞はやめろ...
太宰治 「思ひ出」
...鼠の糞(ふん)埃(ほこり)まみれになって出て来たのだから...
橘外男 「仁王門」
...体内には糞や尿や膿や血や膏(あぶら)が溜ってい...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...兎の糞のやうなものが...
野上豐一郎 「桂離宮」
...糞(くそ)面白くもねエ」「銭形の親分は甲府へ行って留守ですよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大変な犬の糞ですよ」「あっ」富山七之助は胆をつぶしました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...狐が化(ば)かすと馬糞を御馳走だといつて食べさせたり...
長谷川時雨 「春宵戲語」
...パイプに一杯の糞(ふん)が凍りついてしまうのだった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...持ちまえの糞度胸で...
火野葦平 「花と龍」
...大いにこれを馬糞...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...それで今日私の貰っている大学の給料は僅かに大枚七十五円である(数年前久しぶりで十二円ばかりあげてくれたとき「鼻糞と同じ太さの十二円これが偉勲のしるしなりけり」と口吟(くちずさ)んだ)...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...糞、今更そんなベラボーな! 倉川ぢやチヤンと此の間今月の末まで待つと約束したぢや無えか! 男と男が言葉を番(つが)へたんだぜ!轟 そんな事を俺に言つたつて始まらねえ! なんしろ俺だつて首が廻らないで苦しいんだ...
三好十郎 「地熱」
......
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...糞(ふん)をして置いて這入るものだといふことを聞いたことがある...
森鴎外 「金貨」
...糞勉強のヘッポコ教授が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そして、ふと、その肉襦袢に、葉子のオカッパの髪が、二三本ついていたのを見つけると、その大発見に狂喜しながら、注意ぶかく抓(つま)み上げて、白い紙につつむと、あり合せの鉛筆で、「葉子チャンノカミノケ」そんな文句を、下手糞な字で、たどたどしく書きつけ、もう一度、上から擦(さす)って見てから、それを、肌身深く蔵(しま)いこんで仕舞った……...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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