...例(たと)へば一分間(いつぷんかん)に一糎(いちせんちめーとる)程(ほど)を靜(しづ)かに往復振動(おうふくしんどう)するような場合(ばあひ)に於(おい)ても...
今村明恒 「地震の話」
...直径一糎(センチ)ほどの痣が...
梅崎春生 「Sの背中」
...射撃準備!」対空射撃高度が十キロを越す十糎(センチ)高射砲の陣地では...
海野十三 「空襲下の日本」
...醜人ノ唇僅カ一糎(センチ)短カケレバ美人ト化スト云ッタ塩梅デアル...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...二人の方へ一糎(センチ)でも近づこうと努力しながら雪子と川北先生のようすを凝視(ぎょうし)した...
海野十三 「四次元漂流」
...身長が五十八糎ほどになつて...
太宰治 「陰火」
...大体のところは段から段への高さは50乃至70糎位で...
知里真志保 「あの世の入口」
...長いものでは七十糎程度のものであった...
中谷宇吉郎 「雪」
...飛行長は水兵さんの持ってきた二十糎の大きな双眼鏡でそっちを見てから...
久生十蘭 「だいこん」
...戦艦『金剛(こんごう)』や『榛名(はるな)』の装甲は八吋(二〇・三糎)だから...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...三十糎くらいの力がある...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...二十糎砲は砲口をひらき...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...そして呉式十五糎砲で...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...十五糎の砲弾は、戦艦を沈めることは出来ないが、甲板(かんぱん)を焼き、櫓(やぐら)をたおし、煙突をつき破る...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...このへんでも五〇糎(センチ)位は積った...
堀辰雄 「雉子日記」
...直径は凡そ一・五糎許(ばか)りもあろう...
牧野富太郎 「植物記」
...最初の弾痕の右の方に三十糎ほどはなれて...
宮原晃一郎 「風変りな決闘」
...白菜を四糎(センチ)位に型をくずさない様にぶつぶつ切りまして...
宮本百合子 「十八番料理集」
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