...糅然(じうぜん)としてちらかつてゐる...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...糅然(じゅうぜん)としてちらかっている...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...頗(すこぶ)る糅然(じうぜん)紛然(ふんぜん)としてゐる...
芥川龍之介 「蒐書」
...糅然(じゅうぜん)と四方へ逃げのいた...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...雑糅曲(メドレー)の中に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...砂石ニ交糅シテ四海ニ流ルルコト千歳...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...狛犬だか獅子だか分らぬまでに雑糅(ざつじゅう)されてしまい...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...紛然(ふんぜん)雑然(ざつぜん)糅然(じゅうぜん)としてあたかもコンノート殿下歓迎の当時における都人士狂乱の態度を以(もっ)て脳裏をかけ廻る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...琉球等の地理地質の沿革を研究するに大必要なる天然産植物の分布を攪乱雑糅(ざつじゅう)...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...今では前後雑糅、県庁も処分に持て余しおるなり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...此混淆糅雑(じうざつ)は固より歴代の学者が意識して敢て為したのでは無い...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...而乱糅極矣...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...薬袋(やくたい)に題する屠字の右肩に朱点を施して糅雑(じうざつ)すること莫(な)からしめた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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