...純粹に個我を離れたる愛情に一身を托するを得ざる自分の矮小なる姿を恥ぢざるを得ない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...粹半分の心持ちで云ふと...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...この巴里風の純粹のフランス文で...
田山録弥 「一國の首都」
...私は先づ想像力と純粹な悟性作用との間に存する差異を檢討する...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...今や協會は殆ど純粹の長派と爲れり但し佐々友房氏は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...銘仙も木綿も粹(いき)になるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...粹人はなかつたといつても間違ひはなからう...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...純粹に外面的なる單純に對他的なる關係である...
波多野精一 「時と永遠」
...そこに現はれる姿は純粹客體との共同としてのエロースの外はないであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...自殺の意志と計畫を生んだ實に純粹な絶望の最高潮は...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...純粹であるか否か...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...それはフィヒテに於けるが如き純粹な行爲でなくして...
三木清 「歴史哲學」
...これを純粹に論理的に考へると...
三木清 「論理と直觀」
...たつた一本の筆さきで、いゝ男といゝ女とを喜ばせたり悲しがらせたり、勝手氣儘な運命をしよはせて死なせもするし、面白をかしい世態人情を自在に物語る小説家といふものは、矢張その作中の人物の如くいゝ男で、粹(いき)で、世間馴てゐて、人一倍情愛が深く、一口にいへば粹(すゐ)も甘いも噛みわけた人だらうと想い描いて居たのであつたが、現實の作家は、骨組のたくましい髯男で、みなりなんぞはぢゞむさく、都々逸ひとつうたふ事も知らず、世間外れのだんまりむつつりで、到底女に好かれさうな人間では無かつた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...現代の野暮と不粹を罵倒したり...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...その信念の純粹さと美しさと...
三好十郎 「肌の匂い」
...君の生涯の純粹は即ち茲に宿て居る...
横瀬夜雨 「花守」
...純粹なる求道的廻國者とは...
吉川英治 「折々の記」
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