...粹界の材料を毎日絶やさぬ樣にした...
石川啄木 「菊池君」
...粹(すゐ)になつたとか...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...彼らの眼中にはただ純粹の意志...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...純粹な藝術意識と骨董意識との差はさういふ際どいところによくあらはれる...
高村光太郎 「美の影響力」
...純粹な實體であるといふこと...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...これは多分支那の唐文粹の眞似である...
内藤湖南 「平安朝時代の漢文學」
...而かも粹然として峯頭濃雲のうちにかくるゝものは赤城なり...
長塚節 「草津行」
...即ち詩的情熱の素朴純粹なる詠嘆に存するのである...
萩原朔太郎 「氷島」
...國語の純粹性を守らうとする別途の意志とも...
萩原朔太郎 「ローマ字論者への質疑」
...それの純粹なる平面的存在は望み得べきでない...
波多野精一 「時と永遠」
...かくて本質上は何の背景も奧行もなく底の底まで顯はなる純粹形相がそれ自らとして實在者を以つて自任するに至る...
波多野精一 「時と永遠」
...主體は無の外にいはば安全地帶に避難して純粹の有を保ち又樂しんでゐるといふが如きものではなく...
波多野精一 「時と永遠」
...しかるに來るべき純粹の永遠は體驗の事柄ではない...
波多野精一 「時と永遠」
...第二部に特有なる熟語(例へば濟々焉の如し)の用ひらるゝによりて之を推すべし第三部 延應前後より終りまで此部は北條氏の左右の記せる純粹の日記なり此の如く吾妻鏡は複雜なる構成を有するものなり...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...然も「雜駁なことの純粹なことに若かない」のを肯定しない訣には行かなかつた...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...それが純粹の小説であることにある...
堀辰雄 「レエモン ラジィゲ」
...思想が純粹に思想としてもつてゐる力は假説の力である...
三木清 「人生論ノート」
...一方歴史を何等か純粹な認識であるとする見解に反對すると共に...
三木清 「歴史哲學」
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