例文・使い方一覧でみる「粱」の意味


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...二十 南満鉄道高(カオリャン)の根を葡(は)う一匹の百足(むかで)...   二十 南満鉄道高粱の根を葡う一匹の百足の読み方
芥川龍之介 「雑信一束」

...両側からお化(ば)けのように葉をたれている玉蜀黍(とうもろこし)や高(こうりゃん)をかきわけて行かねばならなかった...   両側からお化けのように葉をたれている玉蜀黍や高粱をかきわけて行かねばならなかったの読み方
海野十三 「骸骨館」

...それは高(こうりゃん)の葉であった...   それは高粱の葉であったの読み方
田中貢太郎 「胡氏」

...高からウィスキーを採(と)るとか採らないとかしきりに研究していたそうである...   高粱からウィスキーを採るとか採らないとかしきりに研究していたそうであるの読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...そうして軌道の両側はことごとく高(こうりょう)であった...   そうして軌道の両側はことごとく高粱であったの読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...向うに見える高(こうりょう)の畠(はたけ)まで行きつめた事がないからどのくらいか分らないが...   向うに見える高粱の畠まで行きつめた事がないからどのくらいか分らないがの読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...いつの間にか高(こうりょう)が無くなっている...   いつの間にか高粱が無くなっているの読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...橋本と前後して高の底に没して...   橋本と前後して高粱の底に没しての読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...三丈余りの高(たかはり)の上から...   三丈余りの高粱の上からの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...一夜遲くトロに乘つて高畠を過ぎ温泉へ出掛けた...   一夜遲くトロに乘つて高粱畠を過ぎ温泉へ出掛けたの読み方
濱田耕作 「温泉雜記」

...久我千秋……久我千! おめえは高酒なんて...   久我千秋……久我千! おめえは高粱酒なんての読み方
久生十蘭 「金狼」

...高(かうりゃう)の畠(はたけ)を分(わ)けて銃架(じうか)の影(かげ)はけふも続(つゞ)いて行(ゆ)く銃架(じうか)よ...   高粱の畠を分けて銃架の影はけふも続いて行く銃架よの読み方
槇村浩 「生ける銃架」

...他の一方には土間に高(コウリャン)を敷きて臥床に当てたり...   他の一方には土間に高粱を敷きて臥床に当てたりの読み方
正岡子規 「従軍紀事」

...われいなみて従はず終に高の上をわれらの居処と定めぬ...   われいなみて従はず終に高粱の上をわれらの居処と定めぬの読み方
正岡子規 「従軍紀事」

...高が芽を出したばかりの広い緑野を展望するのは快いことであつた...   高粱が芽を出したばかりの広い緑野を展望するのは快いことであつたの読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

...その食事と云ふのは高か何かの粉を饅頭のやうにして蒸し...   その食事と云ふのは高粱か何かの粉を饅頭のやうにして蒸しの読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

...南北満洲の主要な農産物は大豆、粟、高、小麦、玉蜀黍と云ふ順位で、支那住民の九割が其の耕作に当り、北満だけで云つても、東支鉄道一年の貨物の約六十パアセントを其等の穀物が占めてゐる相であるが、北満だけでも現在約参万人の朝鮮人が移つて来て水田を経営してゐると云ふから、米もまた次第に収穫量を増して、満蒙の農産物の重要な位地を占めるに到るであらう...   南北満洲の主要な農産物は大豆、粟、高粱、小麦、玉蜀黍と云ふ順位で、支那住民の九割が其の耕作に当り、北満だけで云つても、東支鉄道一年の貨物の約六十パアセントを其等の穀物が占めてゐる相であるが、北満だけでも現在約参万人の朝鮮人が移つて来て水田を経営してゐると云ふから、米もまた次第に収穫量を増して、満蒙の農産物の重要な位地を占めるに到るであらうの読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

...もちろん林冲へも馬の飼料(かいば)でもくれるように木鉢に盛った黄飯(こうりょうめし)が...   もちろん林冲へも馬の飼料でもくれるように木鉢に盛った黄粱飯がの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「粱」の読みかた

「粱」の書き方・書き順

いろんなフォントで「粱」


ランダム例文:
外国兵士   鰯雲   焼身  

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