...(七)そして人間の酋長からみやげの酒だの米だの粢(しとぎ)だの或は幣だのをどっさり頂戴に及んで...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...(七)そして和人から米だの粢だの酒だの煙草だの...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...粢盛在器気馨香...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...餅でも粢(しとぎ)でもまた豆腐でも...
柳田国男 「年中行事覚書」
...すなわち粢(しとぎ)を藁苞(わらづと)に包んで...
柳田国男 「年中行事覚書」
...始めて今までの水に浸した米の粉の粢(しとぎ)に...
柳田国男 「年中行事覚書」
...「粢」もしくは「」の字を宛(あ)てたシトギという古語は...
柳田国男 「木綿以前の事」
...こうなれば生の粢(しとぎ)を神様だけに上げるのが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...自分などはそれが粢(しとぎ)というものの最初からの特徴であったと思っている...
柳田国男 「木綿以前の事」
...だから粢(しとぎ)という古い言葉は用いなくとも...
柳田国男 「木綿以前の事」
...丸く作った粢だけを意味していたことが判(わか)ってくるのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...粢(しとぎ)が我々の晴(はれ)の食物として...
柳田国男 「木綿以前の事」
...つまりは粢(しとぎ)という古来の習慣の方が元である...
柳田国男 「木綿以前の事」
...起源の最も久しい粢の白餅は...
柳田国男 「木綿以前の事」
...(白餅というのは神に供える粢(しとぎ)のことで...
柳田国男 「山の人生」
...白き粢(しとぎ)の物をきこしめせとてさゝげ奉る...
柳田国男 「山の人生」
...古風のままに粢餅(しとぎもち)と呼んでいた...
柳田国男 「山の人生」
...神の粢(しとぎ)も祭の日の米の飯も...
柳田国男 「雪国の春」
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