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内田魯庵 「八犬伝談余」
...突然向うの曲り角から愉快な子供の笑い声が起って周囲の粛殺(しゅくさつ)を破った...
寺田寅彦 「凩」
...鬱勃たる粛殺味(しゅくさつみ)も見えない...
中里介山 「大菩薩峠」
...和煦(わく)の作用ではない粛殺(しゅくさつ)の運行である...
夏目漱石 「野分」
...金気(きんき)の粛殺(しゅくさつ)たるに取り合せて自(おのずか)ら無限の趣味を生ずるを見る...
正岡子規 「俳諧大要」
...白色には神聖の感あり、粛殺の感あり、故に秋の色は白とす...
正岡子規 「俳諧大要」
...影のようなゴンクール氏も動かなかった……粛殺(しゅくさつ)……又粛殺……...
夢野久作 「暗黒公使」
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