...一軍粛として声がない...
中里介山 「大菩薩峠」
...粛として!涙鳥たちと畜群と...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...家の中は粛として...
野村胡堂 「九つの鍵」
...粛として見事にBを摸した...
牧野信一 「素書」
......
宮沢賢治 「講後」
...今は人の心の水晶宮も粛として澄み透り...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...〔無題〕粛として静まり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...与力席、目安、書記方など、前の仮吟味のときより、一層、粛として、頭かずも幾人か多い...
吉川英治 「大岡越前」
...粛として、彼の涙をながめていた将士は、みな感動した...
吉川英治 「三国志」
...しかし、魯粛としては、気が気ではなかった...
吉川英治 「三国志」
...朝に侍す百官は粛として咳声(がいせい)もない...
吉川英治 「三国志」
...粛として両側に整列していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...三万の兵も、信長とひとつに、粛として、叡慮(えいりょ)にこたえまつらんと無言のうちに誓った...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長のすがたを仰ぐと粛として礼をした...
吉川英治 「新書太閤記」
...士気いよいよ粛として...
吉川英治 「新書太閤記」
...中門の外の御(おん)車宿の前に、粛として、立ち並んでいた...
吉川英治 「源頼朝」
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