...午後はあてどもなく山から山へ歩く、雑草雑木が眼のさめるやうなうつくしさだ、粉米のやうな、こぼれやすい花を無断で貰つて帰つた...
種田山頭火 「行乞記」
...藻火粉米黼黻は繍即ちヌヒ文樣である...
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」
...其(そ)の先(さき)に粉米(こごめ)に似(に)た花(はな)を聚(あつ)めた...
長塚節 「土」
...大根と粉米(こごめ)と麦とをまぜた飯でも...
平出修 「夜烏」
...今をさかりの花蘇枋(はなすおう)や粉米桜(こごめざくら)や連翹(れんぎょう)や金雀枝(えにしだ)や辛夷(こぶし)や白木蓮の枝々を透してキラキラ朝日がかがやきそめてきていた...
正岡容 「小説 圓朝」
...以前は是に粉米やシヒナ(粃)を合せて粉に挽いて...
柳田國男 「食料名彙」
...恐らくは粉米を意味する東京などのメンザイと同じ語であらう...
柳田國男 「食料名彙」
...碎け米もしくは粉米のことである...
柳田國男 「食料名彙」
...米の精白の際に生ずる粉米碎け米もメカスといひ...
柳田國男 「食料名彙」
...以前はこれに粉米やシイナ(粃)を合せて粉に挽いて...
柳田國男 「食料名彙」
...おそらくは粉米を意味する東京などのメンザイと同じ語であろう...
柳田國男 「食料名彙」
...砕け米もしくは粉米のことである...
柳田國男 「食料名彙」
...米の精白の際に生ずる粉米砕け米もメカスといい...
柳田國男 「食料名彙」
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