...「粉白粉でおはじき作りをしよう!」...
...「お菓子作りに粉白粉を使いました...
...「洗濯の際は粉白粉を使っています...
...「最近、粉白粉が品薄でなかなか手に入らないそうです...
...「お風呂掃除に、粉白粉を使うと綺麗になるんだって...
...その上に淡紅色(ときいろ)の粉白粉を...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...硫酸(りゅうさん)の焼け跡のある顔へ粉白粉(こなおしろい)を叩いた...
海野十三 「赤外線男」
...横に寝かせたまま、先(ま)ず水でよく顔を洗って、下地にはクリーム、それから濃い煉白粉(ねりおしろい)、頬紅、口紅、粉白粉、まゆずみと、男のくせにお化粧は手に入(い)ったものだ...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...特に粉白粉の場合にそれが大切な問題になるのである...
中谷宇吉郎 「霜柱と白粉の話」
...粉白粉(こなおしろい)と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...女持の可愛らしい品だが中には大變なものが入つて居る筈だ」「へエ――」疊の上に落ちてゐた赤い羅紗(らしや)の紙入を開けると、小菊が二三枚と、粉白粉と、萬能膏(ばんのうかう)の貝と、小判形の赤い呉絽(ごろ)の布と――その布の裏には、ベツトリ膏藥が付いて居るではありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さらりとした薄い粉白粉(こなおしろい)と...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...粉白粉(こなおしろい)もつけて...
林芙美子 「浮雲」
...粉白粉(こなおしろい)を...
林芙美子 「浮雲」
...おせいの粉白粉(こなおしろい)やパフを遠慮なく使つてゐる...
林芙美子 「浮雲」
...婦人の身許だが、手提の中には、乗車券、ハンカチ、鏡、粉白粉容れ、「シープル」という商標のついた小さな香水の瓶、そんなものが入っているだけで、手懸りになるものはなにもない...
久生十蘭 「悪の花束」
...黄に樺色をまぜたような……粉白粉なら肌色(オータル)の三番ってとこね」「肌色でなんかないわ」「黄土(おうど)色っていうのかな」仲間は煙草の煙をふきだしながら...
久生十蘭 「肌色の月」
...粉白粉なぞを代る代る取上げて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...」千鶴子は急に首を上げて矢代の肩に附いた粉白粉を払った...
横光利一 「旅愁」
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