...術者はしん粉細工にとりかゝる...
阿部徳蔵 「美術曲芸しん粉細工」
...身體中眞白に米の粉を浴びた...
石川啄木 「二筋の血」
...そしてそれが皆松の花粉であるといふ事を知つた時に...
相馬泰三 「夢」
...お汁粉(しるこ)...
太宰治 「惜別」
...蕎麦は小半時(こはんとき)もかかると粉になってしまった...
田中貢太郎 「蕎麦餅」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...もう猫(ねこ)になったような白粉(おしろい)までつけて出て行った...
徳田秋声 「足迹」
...白粉をつけたりして...
徳田秋声 「足迹」
...白い粉をはいたかれんさ...
中村清太郎 「山岳浄土」
...退屈しのぎの粉煙草を燻(くゆら)して居る錢形平次の鼻の先に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...煙のような粉雪をまき散らしたりする子もあった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...燃料用に貰った粉炭が...
火野葦平 「花と龍」
...白粉燒(おしろいやけ)で何方(どつち)かといふと色は淺黒(あさぐろ)い方だが...
三島霜川 「平民の娘」
...その中へ今拵えた鳥の肉を詰めて上へパン粉をパラパラとかけてバターを少しばかり載せてブリキ皿へ並べたものをテンピへ入れて火を強くして十五分間位焼きます...
村井弦斎 「食道楽」
...全体なら粉と焼粉とを篩(ふる)って玉子も黄身と白身と別に溶いて白身を一番後に入れなければならんが僕のは略式だ...
村井弦斎 「食道楽」
...すぐにも粉砕(ふんさい)撃滅を与えてやるが...
吉川英治 「上杉謙信」
...降りしきる火の粉の中には...
吉川英治 「宮本武蔵」
...窓外(そうがい)に金粉(きんぷん)のように散るほか...
蘭郁二郎 「鉄路」
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