「粉」の意味
細かく砕けたもの
小説での「粉」の使い方
...鬼は外――」道子二十九夫の所好(このみ)で白粉(おしろい)は濃いが...
泉鏡花 「婦系図」
...管のような殻が粉になったものだ...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...白粉(おしろい)やけした顔におびえた表情を浮べて俺を見つめている...
高見順 「いやな感じ」
...銀粉を掃いたりする...
高村光太郎 「蝉の美と造型」
...洗顔用タオル、赤いグリイス塗料(ペイント)、黒のライニング・ステック、楽屋用ワセリン一壜、白粉...
谷譲次 「踊る地平線」
...粉が熔けた時に型の口から空気を吹き込めばよいという事である...
寺田寅彦 「話の種」
...山焦(やまやけ)のした顔に白粉も塗らず...
徳田秋声 「あらくれ」
...霜柱と白粉との関係の表向きの理由は...
中谷宇吉郎 「霜柱と白粉の話」
...舞臺へ白粉をつけて出るのが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...粉煙草をせゝりながら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...先生! おしる粉でも食べましょうよ...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...それを「胡粉の桜」と直截に云つた所がこの歌の持つ新味である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...こちらは凍てついた粉っぽい土になっていてせめて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...もちろん紅白粉(べにおしろい)などつけることもなくなっていった...
山本周五郎 「さぶ」
...美(うつ)くしいパステルの粉(こな)絵具に似た...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...白粉気(おしろいけ)のない姿にも...
吉川英治 「剣難女難」
...どう損がゆこうと身を粉にしようと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...頭の上に火の粉が落ちても分からないほど...
吉川英治 「松のや露八」
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