...米櫃(こめびつ)一つ噛(かじ)らなくなる...
薄田泣菫 「茶話」
...お寺のお庫裡(くり)の米櫃(こめびつ)まで...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...米櫃(こめびつ)の蓋(ふた)があいてゐたり...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...米櫃(こめびつ)のお松に死なれた上...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...清次」「えツ」「藤六は自分の米櫃(こめびつ)を殺す筈はない」「それでは?」其處まで解るうち清次は待つて居ませんでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...米櫃(こめびつ)のお松に死なれた上...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...米櫃が空になつてゐることが...
葉山嘉樹 「氷雨」
...米櫃が空だなどと云ふことは日常の事であつた...
葉山嘉樹 「氷雨」
...米櫃の空なことを忘れさせなかつたのだ...
葉山嘉樹 「氷雨」
...聞(き)けば米櫃(こめびつ)も無(な)きよし...
一葉女史 「大つごもり」
...聞けば米櫃も無きよし...
樋口一葉 「大つごもり」
...その中にたのしみはあき米櫃(こめびつ)に米いでき今一月はよしといふ時たのしみはまれに魚烹(に)て児等(こら)皆がうましうましといひて食ふ時など貧苦の様を詠みたるもあり...
正岡子規 「曙覧の歌」
......
正岡子規 「曙覧の歌」
...丁度米櫃(こめびつ)が虚(から)になって...
森鴎外 「鶏」
...自分の米を主人の米櫃(こめびつ)に一しょに入れて置くという事実である...
森鴎外 「鶏」
...すなわち今いう米櫃(こめびつ)の中に入れてあって...
柳田国男 「母の手毬歌」
...「米櫃(こめびつ)も空っぽみてえだが...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...米櫃(こめびつ)へ米は取っても...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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