...「米俵」を持ち上げると腰を痛めた...
...試験勉強で「米俵」の単位換算を覚えました...
...祖母が山にある家に住んでいて、「米俵」が庭に積まれている光景を見たことがあります...
...「米俵」を数えるのが大変だった...
...土を入れた袋を「米俵」の形にして使っている人がいるそうです...
...米俵を二俵ずつ、左右へ積んだ馬をひいて、汗衫(かざみ)一つの下衆(げす)が、三条坊門の辻(つじ)を曲がりながら、汗もふかずに、炎天の大路(おおじ)を南へ下って来る...
芥川龍之介 「偸盗」
...奥の方には夜具やら米俵やらが屋根に届くまで積み上げられ...
石川欣一 「可愛い山」
...金銀の紙で被った小さな米俵...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...田中のものこの武士が米俵を脊負(せお)ひしものといひしをきゝて...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...その男は送つて来た米俵を...
薄田泣菫 「茶話」
...土間には人影も米俵も見えなくなつてゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...熊手には宝船、的矢、玉茎、金箱、米俵、お多福面、戎大黒(えびすだいこく)などが飾り付けてあるが、これが千差万別で、どれが出船でどれが入船か見たところではさっぱりわからない...
高見順 「如何なる星の下に」
...米俵が十数俵(ひょう)も神前に積(つ)まれて...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...頑張るばい」米俵の山を見あげて...
火野葦平 「花と龍」
...片隅に積みあげた米俵のあたりに視線を置いていた...
本庄陸男 「石狩川」
...私は米俵の蔭にもぐつて葛籠の重みに命を托す思ひでガタ/\と震へてゐると...
牧野信一 「鬼の門」
...「あれだけの米俵を載せたとなれば...
牧野信一 「鬼の門」
...何事かを叫びながら米俵にかぶりついたが持ちあがらなかつた...
牧野信一 「沼辺より」
...てんでんに片方には米俵を肘突きにし...
牧野信一 「船の中の鼠」
...故(ことさ)らに怒りの色を為し『扨こそ米俵は持ち上げしぞ...
三木貞一 「初代谷風梶之助」
...台磨碓(したずるす)を薦(こも)に包んで米俵だといって負わせて出す...
柳田国男 「雪国の春」
...居士は荷馬車の尻の米俵の上に鎮座ましまし...
若山牧水 「木枯紀行」
...米俵を引つ擔いで走つてゐる若者などが入り亂れて見えてゐた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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