...なかんずく太平洋の彼岸なる北米合衆国は...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...米國を語る山家の夜寒かな三 鱒の採卵明くれば晴天也...
大町桂月 「上州沼田より日光へ」
...ある時米国の雑誌が見たいから...
薄田泣菫 「茶話」
...お馨さんは去年此処の海を犬吠ヶ崎の方へ上って米国に渡ったのである...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...白米を贈らる...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...ずいぶん怖(こわ)い槍の使い方をして見せたよ」米友は...
中里介山 「大菩薩峠」
...それで米友はいくらか安心しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...それで米友は、恐る恐る画像を肩から取り卸して、橋の前後を見渡しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友の理性が許しているから...
中里介山 「大菩薩峠」
...「まあ結構ね」と御米が夫の顔を見た...
夏目漱石 「門」
...罰(ばち)の当った話で」「そう言う手前(てめえ)の方がよっぽど罰当りだ」「米や味噌や...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...葉石久米堆氏より招待状来り板垣伯に紹介せんとぞいうなる...
福田英子 「妾の半生涯」
...永田光大より白米による松茸めしを貰ったので...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...第十六 米と牛肉のコロッケーは半斤(はんぎん)の牛肉を肉挽(にくひき)で挽くかあるいは庖丁で細かに叩いてバターでよくいためます...
村井弦斎 「食道楽」
...粉糠には微細の米屑を多く交へて居たので...
柳田國男 「食料名彙」
...お久米は酒もほどよく...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...久米之丞の妻として...
吉川英治 「江戸三国志」
...だがねお米さん、向うへ帰ると、もう小ぎたねえ仲間(ちゅうげん)なんかは、ごめんだよッていう顔をするんでしょう」「宅助、そりゃあ、お前のことじゃないか」「おっ、いてえ」「行き過ぎやしないかえ、渡舟(わたし)の前を」「そうだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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