...ラルースだと大が五二一一米で小が三九六〇米となっている...
石川欣一 「可愛い山」
...米三君が仲に入つて困つたことがあつた...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...よく尋ねて来てくれたねえ」お君にとって米友が不意に訪ねて来てくれたことは...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友が推察の通り...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友が夢を見ることも極めて珍らしいが...
中里介山 「大菩薩峠」
...「米友さん」女は存外、優しい声でありますけれども、米友の耳には、頭巾の外(はず)れから、チラと見た夜叉(やしゃ)のような面(おもて)が眼について、その優しい声が優しく響きません...
中里介山 「大菩薩峠」
...素人(しろうと)の米友が見てさえキビキビしたものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友には口が利けませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...御米はいつになく逆上(のぼ)せて...
夏目漱石 「門」
...「払(はらい)はもう皆(みんな)済んだのかい」と宗助は立ちながら御米に聞いた...
夏目漱石 「門」
...其(その)都度(つど)御米(およね)は眞丸(まんまる)な縁(ふち)の燒(や)けた銀(ぎん)の月(つき)と...
夏目漱石 「門」
...モンテ・ソナ一三七二米...
野上豊一郎 「エトナ」
...「その久米野の姪が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...松田さんは沈黙ったまま米を磨(と)ぎ出した...
林芙美子 「新版 放浪記」
...この頃アフリカから米国に輸入されております大変に安くてよく利く馬の皮膚の虫取り薬です...
夢野久作 「暗黒公使」
...「どうも済みません……実はあなたを新米の刑事か何かだと思ったもんですから……ついカラカッて見る気になって……」「アハハハハハハ...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...引ッつかまれた帯の端に、それが解けて、月江の体がくるくると無残に廻って倒れたかと思いますと、――どどどどッ――と足元の土が地崩れのようにメリ込んで、「おっ!」と、久米之丞も、咄嗟(とっさ)にそこの岩藤の根にすがらなかったら、奈落の谷底へ誘われたかも知れません...
吉川英治 「江戸三国志」
...お米の性格はもッと強く恋にぶつかって行くだろう...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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