...米国は更に建艦速度を増し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...「今より吾が米国聯合艦隊所属の空軍二千機は...
海野十三 「空襲葬送曲」
...英米と戦端ひらくの報を聞けり...
太宰治 「新郎」
...寒いけれど(川風が吹くので)八時から一時間ばかり行乞(銭二十八銭、米四合、途中も行乞しつつ)、それから久万へ、成川の流れ、山々の雑木紅葉、歩々の美観、路傍の家のおばあさんからふかし薯をたくさん頂戴した、さっそく朝食として半分、またの半分は昼食として、うまかった、うれしかった...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...次に Koma(駒(こま)が岳(たけ)), Kaimon, Kume(久米島(くめしま)), Kimpu(Kib), Kampu, Kombu, Kamui を取れば m = 7 である...
寺田寅彦 「火山の名について」
...私は是非とも三四年は米国に居りたく思うて居ります...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...米友を苦笑いさせただけのものでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...それに米を入れてまた木の葉と土とかぶせて...
中里介山 「大菩薩峠」
...早くおりておいで……」「うウん」米友は...
中里介山 「大菩薩峠」
...あのままで置けるものではありません――米友はしきりに歯がみをして...
中里介山 「大菩薩峠」
...旦那樣、それでは、平次の胸にあることを、何も彼も申上げて了ひませう」「――」「あの、田代屋又左衞門といふのは、確か、慶安四年の騷ぎに、丸橋忠彌一味の謀叛(むほん)を訴人して、現米三百俵、銀五十枚の御褒美をお上(かみ)から頂いた親爺で御座いましたな」「その通りだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...藩主から定まった禄米をあたえられていたときには...
本庄陸男 「石狩川」
...俵は米を取れども耗らず...
南方熊楠 「十二支考」
...南米やアルプスあたりの絵はがきにある丸木小屋をわざわざこしらえたのもあるといったような始末……で...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...三国を米国資本の支配下に置くべき方針を決定し...
夢野久作 「暗黒公使」
...明日にも漢中の張魯(ちょうろ)に侵(おか)されて五斗米(ごとべい)の邪教軍に蹂躙(じゅうりん)されてしまうしかありません...
吉川英治 「三国志」
...中華の米の郷(さと)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...駆ければ駆けるほうへ、(旦那様……)と、お米の顔が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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