...爪楊枝で籠目を作った...
...籠目編みは手芸の一つだ...
...籠目模様の柄が可愛い靴下を買った...
...葉っぱには籠目状の脈がある...
...籠目に入れた果物は美味しそうだ...
...思い切って大柄な籠目崩(かごめくず)しのところどころに...
谷崎潤一郎 「細雪」
...木の間もる日光をあびて骨あらわなる白張燈籠目に立つなどさま/″\哀れなりける...
寺田寅彦 「半日ある記」
...自在鉤(じざいかぎ)には籠目形(かごめがた)の鉄瓶がずっしりと重く...
中里介山 「大菩薩峠」
...籠目形(かごめがた)の鉄瓶(てつびん)のつるへ足をかけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...またも籠目形の鉄瓶のつるに足をかけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...籠目の影をそこへ布きわたす...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...「頬っぺたに籠目(かごめ)のようなものがついている...
久生十蘭 「だいこん」
...籠目でつくつた真赤なる大達磨を被つた一隊は...
牧野信一 「創作生活にて」
...道と芝生の境いの籠目の金がひっかかったりした...
横光利一 「旅愁」
...矢ジリの尖(さき)を籠目(かごめ)とした火舎(ほや)の中に...
吉川英治 「私本太平記」
...銀の籠目(かごめ)の火屋(ほや)を掛けた手炉の端をそっと頒(わか)つぐらいなものだった...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索