...一時は商業学校に学籍を転じたが...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...他の文籍に類例なき偉大なる語である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...われわれが何処の国籍の人間か...
海野十三 「火薬船」
...東京市参事会に自ら籍をおいて...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...教員室には掛図(かけず)や大きな算盤(そろばん)や書籍や植物標本(しょくぶつひょうほん)やいろいろなものが散らばって乱れていた...
田山花袋 「田舎教師」
...例えば戸籍というようなものが...
豊島与志雄 「自由人」
...これは正史の藝文志でも經籍志でもありませぬが...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...爾雅といふ樣な書籍に見えて居つて...
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」
...もう疾(とう)の昔に殿様の籍を抜かれた駒井甚三郎...
中里介山 「大菩薩峠」
...カーライルの歿後は有志家の発起(ほっき)で彼の生前使用したる器物調度図書典籍を蒐(あつ)めてこれを各室に按排(あんばい)し好事(こうず)のものにはいつでも縦覧(じゅうらん)せしむる便宜(べんぎ)さえ謀(はか)られた...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...そして国籍(こくせき)を持たない家族が...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...除籍された家へ、離別した夫の住む家へと運ばれていった...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...郷里の役場へあてて戸籍抄本を取り寄せることにした...
平林初之輔 「私はかうして死んだ!」
...(ジオルジアス・サベリカスなる人物は戸籍なき漂泊者にて...
牧野信一 「痴酔記」
...その他書籍雑誌の挿画及び表紙を依頼する者絶えず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...かつてこの籍を閲す...
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」
...大使館の応接室を覗(のぞ)いた者は誰も其(その)書架に飾られた内外書籍の貧弱に驚くであらう...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...使者の伊籍が説くには...
吉川英治 「三国志」
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