...魚籃(ぎょらん)の愛染院(あいぜんいん)から奉ったのを見ると...
芥川龍之介 「忠義」
...木村の持って来た果物(くだもの)をありったけ籃(かご)につめて...
有島武郎 「或る女」
...私は今迄に揺籃(ゆりかご)を見たことがない...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...(魚籃(ぎょらん))の丁稚(でっち)と云う形で...
泉鏡花 「婦系図」
...後者は印度文明の揺籃地に関する最新の発見報告であって...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...それに徳利(とくり)や椀(わん)などを入れた魚籃(びく)を掛け...
田中貢太郎 「赤い土の壺」
...それから水の中へ浸けてあった魚籃をあげた...
田中貢太郎 「おいてけ堀」
...此処でこの籃輿を下りた...
田山録弥 「父親」
...人馬(にんめ)の種族の伝説の揺籃であるアスラミナオリの山にソンベレネのこの世のものでない美しさや彼女の不思議な身の上に就いてどういう伝説が世界の平野を越して届いたか...
ロード・ダンセイニ Lord Dunsany 松村みね子訳 「人馬のにひ妻」
...赤児(あかご)は揺籃(ゆりかご)の中でうごめいている...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかもなお赤児の揺籃(ゆりかご)に対しては人のいい笑いを浮かべた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...爺さんは又自分が出した小笊へ鰌をあけて更に濡れた竹籃を掛けてさうして正味が幾ら有るかと聞くのである...
長塚節 「教師」
...しかし魚は漁夫(りょうし)の魚籃(びく)の中に這入(はい)るから...
夏目漱石 「虞美人草」
...さうして揺籃(ゆりかご)の中へ坊やを寝かして...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...一同は揺籃を取り囲んだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...この無様な揺籃の底に...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...魚籃坂にゐる頃は河上をはじめ中島健蔵...
牧野信一 「交遊記」
...籃中の魚「こんどはお父さまの名前ね」とかよは云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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