...にわかにみ篶子(すずこ)の事を思うようになったのである...
伊藤左千夫 「廃める」
...帰る道々み篶子(すずこ)の事ばかり思いつつ帰って来た...
伊藤左千夫 「廃める」
...み篶子(すずこ)は矢野が父の友人の娘で今年まだ十六にしかならない...
伊藤左千夫 「廃める」
...み篶子(すずこ)が矢野に嫁(か)するということは...
伊藤左千夫 「廃める」
...矢野は深くみ篶子(すずこ)を愛している...
伊藤左千夫 「廃める」
...み篶子(すずこ)ゆえには世俗的の名誉も求めねばならないような気がしているのも事実である...
伊藤左千夫 「廃める」
...み篶子(すずこ)という人がなかったらば...
伊藤左千夫 「廃める」
...み篶子(すずこ)も絵はがきを送ってきた...
伊藤左千夫 「廃める」
...み篶子(すずこ)がただういういしく少しもあだめいたふうがなく...
伊藤左千夫 「廃める」
...それでもみ篶子(すずこ)に送る絵はがきの選択(せんたく)には銭も時間も惜しくなかった...
伊藤左千夫 「廃める」
...机の上にみ篶子(すずこ)からの絵はがきと妹からの封書がきてる...
伊藤左千夫 「廃める」
...」とあるはみ篶子(すずこ)の消息だ...
伊藤左千夫 「廃める」
...それから美篶(ミスズ)橋上に立つ...
種田山頭火 「旅日記」
...美篶(ミスズ)村六道原...
種田山頭火 「旅日記」
...霰ふる篶(たけ)のまがきや子はほしき 道彦山茶花も二本は植ゑぬ宗佐かな 同泣きたくは尾花がくれに空見えし 同鴛鴦(おしどり)の子の思ひ羽生えん秋の立つ 同とにかくこういうように違うて居るのです...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...それで作ったものを土地では「水篶細工(みすずざいく)」と呼びます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...普通に篶(すず)の實といふものの方言である...
柳田國男 「食料名彙」
...普通に篶(すず)の実というものの方言である...
柳田國男 「食料名彙」
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