...危篤という電報は...
梅崎春生 「狂い凧」
...――君は僕の眞意を篤と理解しなくては駄目だ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...「それでは最う危篤といふ状態なんですか」と春三郎は血相を變へて聞いた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...十日にはほとんど御危篤と拝せられましたが...
太宰治 「右大臣実朝」
...そのみじめな存在を篤と自分の眼を以て確かめ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...旁(かた/″\)征伐の議は篤と御思案あって可レ然(しかるべし)とぞ申しける...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...そして一時は危篤とまでいわれたので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...姉の危篤といふことから来る重ツ苦しい圧迫が...
中戸川吉二 「イボタの虫」
...御面晤の上篤と御説明申上ぐる外無之に付...
久生十蘭 「金狼」
...渡辺篤と二人のアパッシュがある...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...渡辺篤と関・サトウの駕屋が恋しいばかり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...轟美津子の母危篤とあって...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...渡辺篤といふ男、結局気を許せず、三益亦然り、段々不要分子を整理して座をしっかりかためたい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...三国周三、沢村貞子、渡辺篤とからむ、古岡の家のセット、昼食になる、ポークチャップを食ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...渡辺篤と逢ひ又歩く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...摂津守(せっつのかみ)に任官して正篤と名のり...
山本周五郎 「桑の木物語」
...わたくし帰国のうえ篤と吟味つかまつるべくそろ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「聞いた、新左が危篤とは思いがけない、新左が危篤とは、待て、隼人、そのほうすぐにゆけ、すぐにだ」――なにごとかございますか...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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