...そこで二人の情交はますます篤くなった...
田中貢太郎 「青蛙神」
... 5腕の力と勇氣とに信頼篤く其船を...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...孝子節婦有功の者を賞して全國の徳風を篤くし...
福沢諭吉 「帝室論」
...人の気質が篤く覇気はあるらしいが...
宮本百合子 「九州の東海岸」
...孤独のマルグリットはこの間にカトリック教の信仰を篤くし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...慈悲の心に篤く、申し分なく優しい人柄だったけれど、出入りの者たちは「けちんぼう」だと蔭口をきいていた...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...過去の金吾は大殿の信も篤く...
吉川英治 「江戸三国志」
...篤く感謝して来ているし...
吉川英治 「三国志」
...呂布は、韓胤を駅館に迎えて、篤くもてなし、承知の旨を答えるとともに、使者の一行にたくさんな金銀を与え、また帰る折りには、袁術へ対して、豪華な贈物を馬や車に山と積んで持たせてやった...
吉川英治 「三国志」
...丞相へくれぐれも篤くお伝えしていただきたい」劉岱と王忠は...
吉川英治 「三国志」
...劉が礼を篤くして...
吉川英治 「三国志」
...もちろん、玄徳、孔明、そのほかの部将は、篤く出迎え、大賓の礼をとって、会宴の上座へすすめた...
吉川英治 「三国志」
...遺骸は篤く葬られた...
吉川英治 「三国志」
...このように張松を篤くお迎え下さるのか」訊くと...
吉川英治 「三国志」
...玄徳の信任も篤く...
吉川英治 「三国志」
...「常々、ご病身でもあったせいでしょうが、問罪の状をお渡しすると、その夜、自らお頸(くび)を縊(くく)って、あわれ自害してお果て遊ばしました」曹丕はひどく後悔したが、事及ばず、篤く葬らせた...
吉川英治 「三国志」
...遠く出て迎えの礼を篤くするためである...
吉川英治 「三国志」
...彼も信玄を信じること篤く...
吉川英治 「新書太閤記」
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