...他との比較によつて益々祖国に対する自信の篤くなることを感じて来た...
阿部次郎 「帰来」
...わしはこの信念を得て自分の人間尊重の意志が日一日と篤くなるのをよろこんでいる次第だ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...お雪とやらの孝心は篤く褒め置くぞと仰っしゃってな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...(とう)氏の妻病篤く...
南方熊楠 「十二支考」
...篤く御礼を申上げます...
夢野久作 「暗黒公使」
...過去の金吾は大殿の信も篤く...
吉川英治 「江戸三国志」
...あくまで篤くもてなした...
吉川英治 「三国志」
...呂布は、韓胤を駅館に迎えて、篤くもてなし、承知の旨を答えるとともに、使者の一行にたくさんな金銀を与え、また帰る折りには、袁術へ対して、豪華な贈物を馬や車に山と積んで持たせてやった...
吉川英治 「三国志」
...丞相へくれぐれも篤くお伝えしていただきたい」劉岱と王忠は...
吉川英治 「三国志」
...「甘寧といえば、黄祖の藩にその人ありと、隣国まで聞えている勇士、さるにても、憐れなることよと、それがしも仔細を聞いて、その心事を思いやり……わが君がお用いあるや否やは保証の限りではないが、有能の士とあれば、篤く養い、賢人とあれば礼を重うしてお迎えある明君なれば、ともあれ御前にお取次ぎ申すであろうと、矢を折って、誓いを示したところ、甘寧はさらに江上の船から数百人の手下を陸へ呼びあげて――否やお沙汰の下るまで慎んでお待ちおりますと――ただ今、龍湫(りゅうしゅう)の岸辺に屯(たむろ)して、さし控えておりまする」三「時なるかな!」と、孫権は手を打ってよろこんだ...
吉川英治 「三国志」
...遺骸は篤く葬られた...
吉川英治 「三国志」
...このように張松を篤くお迎え下さるのか」訊くと...
吉川英治 「三国志」
...篤く船中に祭って...
吉川英治 「三国志」
...遠く出て迎えの礼を篤くするためである...
吉川英治 「三国志」
...芝は篤くもてなされて十日も建業に逗留していた...
吉川英治 「三国志」
...李を篤くねぎらって...
吉川英治 「三国志」
...彼も信玄を信じること篤く...
吉川英治 「新書太閤記」
...篤くお礼は申しあげる」「……そうですか...
吉川英治 「新書太閤記」
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