...実にこれ神を篤(あつ)く信ずる者の叫(さけび)である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...その懇篤な利己心だけしかもたず...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...病が次第に篤(あつ)くなり...
中島敦 「牛人」
...これは篤農家というような言葉を覚えさせたのが悪かったのである...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...渡辺篤とのカットが終ると...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...武者小路実篤氏に会ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...無腸子(むちょうし)のやうな篤志家(とくしか)も出なんだではないが...
正岡子規 「病牀六尺」
...与次郎の如きは篤実なる所より可笑味(おかしみ)の出る者にて...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...雖然(けれども)學士の篤學なことは...
三島霜川 「解剖室」
...篤と目を通して居られたが...
水野葉舟 「言文一致」
...以下意篤との往来は省く...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...いずれ篤(とく)と考えました上で...
森鴎外 「渋江抽斎」
...正篤は軽い風邪をひいて寝た...
山本周五郎 「桑の木物語」
...正篤は冷笑するように続けた...
山本周五郎 「桑の木物語」
...親睦のうえにも親睦を篤うしたいが」と...
吉川英治 「三国志」
...御身は曹操に篤う遇(ぐう)せられて...
吉川英治 「三国志」
...篤厚(とっこう)にして恭謙...
吉川英治 「三国志」
...兵を用いて手篤く弔(とむら)えと命じた...
吉川英治 「三国志」
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