...その臨終には割合に長い間同じやうな危篤の状態が續いた...
會津八一 「音樂に就いて」
...如何に又武者小路実篤の作品は彼等の論戦を支配してゐたか...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...――恐らくはその名に価(あたひ)する唯一の道徳的天才たる武者小路実篤氏の影響も決して少くはなかつたであらう...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...わしはこの信念を得て自分の人間尊重の意志が日一日と篤くなるのをよろこんでいる次第だ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...篤実(とくじつ)にして善(よく)親(おや)に仕(つか)ふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...それを手にした上で篤志の熱心なる研究者が...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...是に對しては平田篤胤などもよほど面白い解釋をして居りまして...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...眼の深い奴から篤(とく)と見定められた日には...
中里介山 「大菩薩峠」
...篤と納得させる樣に書き卸して行く所に...
夏目漱石 「「額の男」を讀む」
...ひたすら信心の心篤(あつ)いものをいとしみ給ふ...
林芙美子 「浮雲」
...渡辺篤のゐないことに気づき...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...渡辺篤、下痢して「次郎長」の最中便所へ行き、猿屋の賭場だけ小政一人でやる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その頃よく教室にきた伊藤篤太郎君に話した...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...篤學(とくがく)なりと雖(いへど)も...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...あの篤信な善男善女に比べるのと同し感じである...
柳宗悦 「日田の皿山」
...このあいだつねに正篤の健康のことが頭にあったらしい...
山本周五郎 「桑の木物語」
...依田の父らしく篤実な筆つきで書いてあった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...また温厚篤学な孟建(もうけん)がいた...
吉川英治 「三国志」
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